文:八橋秀行/写真:八橋秀行、DUCATI
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スクランブラー10周年を記念したファンイベント
今年5月の延期決定以来、待ちに待った開催当日はサイコーの快晴!

このランドオブジョイ、当初は2025年5月17日の開催を予定していたが、悪天候のため中止・延期になり、今回7月5日に再び開催されることになった。
会場は大室山近く、伊豆高原の森の中にある観光施設「奏の森リゾート」。夜は星空が綺麗に見られる場所として知られている。当日は湿度はそれほどないものの、気温30度を超える猛暑日で、少し動いただけで全身から汗が噴き出すほど!


開場直後から、スクランブラーに跨ったライダーたちが続々と来場。スクランブラー以外のドゥカティのバイクはもちろん、他メーカーのバイクでの来場も大歓迎、ということもあって、会場はたくさんのバイクでにぎわっていた。
10周年フォトスポットやニューモデル展示コーナーも人気!


会場にはスクランブラー10周年を記念したフォトスポットが用意され、スタッフの方に撮ってもらった写真をその場でチェキでもらえるサービスも。このイベントでしかもらえない素敵なお土産に、来場者も思わず笑顔に。

また、歴代スクランブラーの車両展示もあり、注目を集めていた。2025年に国内発売が決定した「スクランブラー アイコン・ダーク」や「フル・スロットル」をはじめ、“ワイドケース”エンジンを搭載した「スクランブラー450」の姿も!

カナイメグさん
今回のイベント限定Tシャツのコンセプトは「好奇心(curiosità)」。月の神様「ツクヨミノミコト」をモチーフにウサギのイラストが描かれ、中央にはスクランブラーのヘッドライトが鎮座している。ファンにはたまらないアイテムだ。
スクランブラーの魅力を語るトークショーを開催

DUCATI TEAM KAGAYAMA 水野 涼さん(写真左)、MCはカナイメグさん(写真右)
全2回にわたるトークショーを開催、1回目のゲストはDUCATI TEAM KAGAYAMA に所属するロードレースライダーの水野 涼さん。MCのカナイメグさんから「スクランブラーを所有するとしたらどこにに行きたい?」という質問に「山や海をゆったり走りたい。登山が趣味なので登山道までバイクで行きたいですね」とコメント。
また、スクランブラーに対しての印象について「(スクランブラーは)僕が知っている中でも乗りやすいバイクの一つ。カスタムもしやすくバリエーションもあるので自分好みの仕様にできるのも魅力です。スクランブラーからいろんなバイクを見つけてくれたらいいなと思います」と述べていた。

coccoさん(写真左)、モーターサイクルジャーナリスト・佐川健太郎さん(写真中央)
2回目のトークショーにはインフルエンサーでありスクランブラーオーナーのcoccoさんと、ジャーナリストの佐川健太郎さんが登壇。スクランブラーの魅力や乗りやすさについて語ってくれた。

coccoさんのスクランブラー。夏にぴったりな爽やかなブルーが涼しげでGood!
ランチは地元の食材を使った絶品BBQ!

チケットを購入すれば静岡県産の食材が楽しめるBBQランチプレートを楽しめるとあって、ランチも大盛況。猛暑の中でも来場者の皆さん和気藹々と過ごしていた。
あなたのこだわりの愛車を見せて! スクランブラー カスタムバイク コンテスト

事前にエントリーされたカスタムスクランブラーの中から、来場者の投票で順位を決めるカスタムコンテストを開催。どれも思い思いの改造が施された、オーナーの愛を感じる逸品ばかりだ。

見事グランプリに輝いたのはフジモリさんのスクランブラー カフェレーサー(2017年式)。黒を基調とした車体カラーに目を引くロケットカウルがかっこいい! 来場するや否や来場者たちから注目を集めていた1台だ。
スクランブラーの上を大ジャンプする圧巻のスケボーショー!

特設スペースではスケボーショーも実施された。展示されていたピカピカのアイコン・ダークの上をスケボーで大ジャンプする離れ技を披露! 成功した瞬間会場がどよめきと大きな拍手に包まれた。
イベントの締めくくりはパレードラン!


イベントの締めくくりには、スクランブラーシリーズ誕生10周年を記念したパレードランが実施された。抜けるような青空のもと、伊東の海沿いを颯爽と走るライダーたちの姿が印象的だった。
今回のイベントの来場者は205名、バイク台数は203台(内スクランブラーは78台)が来場。猛暑ではあったものの、会場は活気に包まれ盛況を見せた。来年も更なる盛り上がりに期待したい。
ドゥカティ スクランブラー公式サイト
文:八橋秀行/写真:八橋秀行、DUCATI