文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、松川 忍
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トライアンフ「スピードツイン1200RS」各部装備・ディテール解説

その名前の通り、モダンクラシックシリーズの中でも、走りを前面に出したキャラクター。RSはクイックシフターも標準装備。

前後フェンダーはアルミ製のショートタイプを採用し、スポーティな雰囲気を演出。RSのボディカラーは2色をラインアップ。

中央にTマークをあしらった、個性的なデザインのLEDヘッドライト。ユニット自体も非常に薄型になり、すっきりした顔立ちになった。

反転表示のモノクロ液晶とカラー液晶を組み合わせたユニークなメーター。RSのライディングモードは3種類、対するSTDは2種類。

1197ccのSOHCツインユニットはスラクストンR用がベースで、パワーは105PSに向上。最大トルクも発生回転数が4250rpmに下がっている。

RSのフロントフォークはマルゾッキ製の倒立で、アウターチューブがゴールド仕上げ。ブレーキキャリパーはブレンボ製のStylemaだ。

スイングアームはアルミ製。サイレンサーは細身のメガホンタイプ。試乗車の装着タイヤはメッツラーのレーステックRR。

RSのリアショックはオーリンズ製のフルアジャスタブル。スタンダードはマルゾッキ製のピギーバックタイプとなる。

ライダー側の座面表皮を滑りにくいバックスキン調としたシート。タンデム部の座面にはタックロール風のワディングが入る。
トライアンフ「スピードツイン1200RS」動画・写真
2025 Triumph Speed Twin 1200 RS | Features and Benefits
www.youtube.comトライアンフ「スピードツイン1200RS」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2073×792×1127mm |
ホイールベース | 1414mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 216kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 1197cc |
ボア×ストローク | 97.6×80.0mm |
圧縮比 | 12.1 |
最高出力 | 77kW(105PS)/7750rpm |
最大トルク | 112N・m/4250rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 22.6° |
トレール量 | 92mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70 R17・160/60 R17 |
メーカー希望小売価格 | 222万9000円~(消費税10%込) |
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、松川 忍