文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
▶▶▶写真はこちら|「スピードツイン900」2025年モデルの全体・各部・走行シーン(13枚)
トライアンフ「スピードツイン 900」各部装備・ディテール解説

基本的なスタイリングは継承しているが、2025モデルではヘッドライトや足まわりの変更などでイメージを一新。カラーは全3色。

スリムでコンパクトなボディは取り回しも軽く、操作性も良好。サイドパネルのデザインもシャープなものに変更されている。

DRL(デイタイム・ランニング・ライト)を備えたLEDヘッドライトを新採用。ウインカーも含め、灯火器類は全てLEDとなった。

丸型ケース内に上下2段のLCDモニターを収めるユニークなメーター。スマホ連携機能も備え、ターンバイターン式のナビに対応。

スリムな車体に似合う、やや小ぶりでクラシカルな形状の燃料タンクは、今回からサイドが絞り込まれた形状になった。容量は12リットル。

エンジンは基本的に従来モデルを踏襲するが、ケースがスリムなものに変更された。パワーは65PS、ライディングモードは2種類。

フロントフォークはΦ43mmのマルゾッキ製倒立を新採用。ブレーキキャリパーはラジアルマウントの4ポット、ディスクはΦ320mm。

スイングアームはアルミ製に変更。リアショックはマルゾッキ製のピギーバックタイプを装着、サイレンサーも短いタイプになった。

スリムでフラット形状のなベンチシート。シート高は780mmだが、前端部の絞り込みで足つき性にも配慮されている。
トライアンフ「スピードツイン 900」動画・写真
Introducing the 2025 Triumph Speed Twin 900
www.youtube.com2025 Speed Twin 900 | Features and Benefits
www.youtube.comトライアンフ「スピードツイン 900」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2090×777×1115mm |
ホイールベース | 1435mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 216kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 899cc |
ボア×ストローク | 84.6×80.0mm |
圧縮比 | 11.0 |
最高出力 | 47.8kW(65PS)/7500rpm |
最大トルク | 80N・m/3800rpm |
燃料タンク容量 | 12L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 24.9゜ |
トレール量 | 103mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ255mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90 R18・150/70 R17 |
乗車定員 | 2人 |
メーカー希望小売価格 | 119万9000円/123万4000円(消費税10%込) |
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸