文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸
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ヤマハ「オフロードカスタマイズコンセプト」特徴

YAMAHA
OFFROAD CUSTOMIZE CONCEPT
参考出品車
125cc、155ccはたまた200cc!? その正体は?
「今はまだ何も言えません」という触れ込みで突如サプライズ展示されたのがこの「オフロードカスタマイズコンセプト」。マシンの外観はインドネシア生産のトレールモデルWR155Rそのままで、パーツ的にはハンドガードが追加されている程度。ただ車名などはラッピングでカバーされているため、排気量もわからない状態での展示となった。
しかし、発売するつもりのないバイクをわざわざモーターサイクルショーに持ってきて展示する理由もなく、ヤマハはこのバイクの国内導入を検討している、というのは間違いなさそうだ。可変バルブタイミング機構・VVAを搭載する水冷シングルエンジンが155㏄なのか、125㏄なのか、はたまた200㏄なのかは謎のまま。
とはいえ、セローが2020年に販売を終了して以来「セロー・ロス」に苦しんでいたヤマハ党のオフロード好きには朗報となりそうな1台だ。軽量でコンパクト、手に余らないパワーで価格も安い……となれば理想的。早い時期の国内導入を期待したいところだ。
ヤマハ「オフロードカスタマイズコンセプト」注目ポイント

車格自体はセローより少し大きいかな、程度のサイズだが、軽くてコンパクトなのは間違いなく、オフロードでかなり遊べそうだ。

フロントマスクはWR155Rそのままで、ヘッドライトはハロゲン。ハンドガードを装着していたが、オプションなのかは不明。

エンジンはXSR155などと同系統の水冷シングル。可変バルブタイミング機構のVVAを搭載し、XSR155では16.7PSのちょうどいいパワーを発揮。

マフラーは国産車ではほとんどない左出し。サイドカバーにはVVAの文字が記されており、155㏄モデルの可能性が高そうだが……?
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸