この記事では、同企画内で「BIGクラス(over750cc)」にカテゴライズされる、排気量1300ccクラス以上のノミネート車をまとめて紹介します。
Honda Gold Wing Tour
H-001(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
ホンダが誇る最高級ツアラー。Android Autoを標準採用し、61Lの大容量リアトランクを搭載。リアトランクの形状に合わせて、タンデムシートのバックレストの角度を寝かせ、高さもプラスしてタンデムでの快適性をアップ。
ツートーンの新色など、2023年モデルで2色が追加された。現在はベータシルバーメタリック、パールグレアホワイトの2色となっている。
SUZUKI Hayabusa/Hayabusa COLOR ORDER PLAN/Hayabusa 20th Anniversary
S-001(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
ハヤブサは1999年に初代がデビュー、2008年に基本コンセプトを受け継ぎながらフルモデルチェンジ。2021年にモデルチェンジした3代目は、初代以来のコンセプトを正常進化させ、ハヤブサらしい個性を残しつつ、ルックスも空力特性もアップデート。
フレームやエンジンは2代目がベースだが、細部まで改良し完成度をアップ。新たに電子制御デバイスを統合したS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用することでハイパフォーマンスを得ている。
2021年4月には国内仕様が発売され、スズキ初の試みとなるカラーオーダープランも設定。2022年6月にはカラーバリエーションを変更。カラーオーダープランも色変更して継続設定。
さらに2023年7月には25周年記念カラーを纏い、フロントブレーキディスクインナー色などの変更。マフラーボディやドライブチェーンへのロゴ刻印、タンクエンブレム追加、ETC2.0車載器を標準装備し発売され、現在は完売となっている。
YAMAHA FJR1300A/FJR1300AS/FJR1300A 20th Anniversary Edition/FJR1300AS 20th Anniversary Edition
Y-001(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
ヤマハ スポーツツアラーの旗艦として2001年に欧州デビュー。
2016年に6速ミッション化されD-MODEも搭載。ASはYCC-Sの採用でボタン操作による変速が可能で、LEDコーナリングランプも採用。2022年に20周年記念モデルが発売され、国内仕様は生産終了となった。
Honda CB1300 SUPER FOUR/CB1300 SUPER FOUR SP
H-002(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
「PROJECT BIG-1」の堂々たるネイキッドスタイルと、1284ccという大排気量直4エンジンの力強さによって、根強く支持されているCBシリーズの最高峰モデル。
オーリンズとホンダが共同開発した前後サスペンションや、ブレンボ製のフロントブレーキキャリパーを装備している上級グレードのSPに、2024年5月ニューカラーが発表。既存のパールホークスアイブルーに加え、パールサンビームホワイトが追加され2色設定となった。
2022年10月に発表された「30th Anniversary」モデルに採用されたカラーと同じ名称だが、タンクからシートカウルにかけて新たにブルーのラインが入り、ホイールがゴールドカラーとなった。通常モデルは2023年モデルが継続販売となる。
Honda CB1300 SUPER BOL D’OR/CB1300 SUPER BOL D’OR SP
H-003(ジャパンバイクオブザイヤー2024 投票番号)
金杯を表わす“ボルドール”という、24時間耐久レースの名にも使われる称号を冠したCB1300 SUPER BOL D’OR。CB1300SFで高く評価されてきたスポーティかつ安定感のある乗り味に、ハーフカウルを装備し高速走行時の快適さを加えたスポーツツアラーとして高い人気を誇る。
そのCB1300SBにもCB1300SF同様、スペシャルカラーを纏ったSPが発表された。2022年に登場した「30th Anniversary」モデルは受注期間限定モデルとなっており購入することが出来なかったという人もいたかと思うが、こちらは全国のホンダドリームで購入可能。
通常モデルは2023年モデルが継続販売となる。