ロイヤルエンフィールドが不朽のレガシー“ピュアモーターサイクリング”の礎を築いたマシンのレプリカ『Project Origin(プロジェクト・オリジン)』を日本初公開した。
まとめ:オートバイ編集部

ロイヤルエンフィールド「プロジェクト オリジン」特徴

画像: Royal Enfield Project Origin

Royal Enfield
Project Origin

最古の二輪ブランドが123年前の姿を再現

ロイヤルエンフィールドが、1901年に初めて製作した「モーターバイシクル」を忠実に再現した『Project Origin(プロジェクト・オリジン)』を日本初公開した。

『プロジェクト・オリジン』は、ロイヤルエンフィールド不朽のレガシー「ピュアモーターサイクリング」の礎を築いたマシン。同社の社内歴史家であるゴードン・メイ氏が初期モデルを長年かけて探したが見つけることができず、プロジェクトをスタートさせた。

設計図も残っていなかったため、どのように作られたのかもわからない状態。残っていたのは数枚の写真と宣伝用広告と図解入りのニュース記事だけだったが、名門フレームビルダー「ハリス・パフォーマンス」など多くの協力者のおかげで、実際に走らせることができるレプリカが完成した。

エンジンは250ccの空冷単気筒で、最高出力は1.75PSを発生する。時代的にガソリンスタンドなどはないので、燃料は薬局で購入できたベンジンだったそうだ。

完成したのは2021年で、今回、日本に初上陸。東京モーターサイクルショー2024のロイヤルエンフィールドブースに展示され、大きな話題となった。

画像: ロイヤルエンフィールド社内歴史研究家ゴードン・メイ氏が発表会会場内を特別に実走。123年前のサウンドを聞かせてくれた。

ロイヤルエンフィールド社内歴史研究家ゴードン・メイ氏が発表会会場内を特別に実走。123年前のサウンドを聞かせてくれた。

画像: 残っていたのは1901年に撮影された数枚の写真、宣伝用の広告、図解入りのニュース記事だけだった。だが、「最初の一台」がどういう乗り物であったのか、その手がかりが詰まっていた。

残っていたのは1901年に撮影された数枚の写真、宣伝用の広告、図解入りのニュース記事だけだった。だが、「最初の一台」がどういう乗り物であったのか、その手がかりが詰まっていた。

ロイヤルエンフィールド「プロジェクト オリジン」各部装備・ディテール解説

画像: 前輪上のステアリングヘッド部に搭載された250cc空冷単気筒エンジン。最高出力はこの時代に驚きの1.75PSを発生。

前輪上のステアリングヘッド部に搭載された250cc空冷単気筒エンジン。最高出力はこの時代に驚きの1.75PSを発生。

画像: フレームに収まる特徴的なデザインの真鍮製ボックスはガソリンやオイル、コイルなどの電装系が収められている。

フレームに収まる特徴的なデザインの真鍮製ボックスはガソリンやオイル、コイルなどの電装系が収められている。

画像: 変速やスロットルなどは搭載されておらず、車体左側にあるベルト経由で後輪のプーリーを動かすことで走行する。

変速やスロットルなどは搭載されておらず、車体左側にあるベルト経由で後輪のプーリーを動かすことで走行する。

画像: 前輪のブレーキは左側のレバーで操作し、後輪ブレーキはバックペダルで操作する。手動のホーンが何とも味がある。

前輪のブレーキは左側のレバーで操作し、後輪ブレーキはバックペダルで操作する。手動のホーンが何とも味がある。

画像: ヘッドライトは当然ないので、自転車に使われていたオイルランプ。走ると火が消えないように上下に動くのが可愛らしい。

ヘッドライトは当然ないので、自転車に使われていたオイルランプ。走ると火が消えないように上下に動くのが可愛らしい。

まとめ:オートバイ編集部

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