月刊『ヘリテイジ&レジェンズ』が各社の注目の新製品を紹介します。今回はアドバンテージ「FCCトラクションコントロールクラッチキット」をピックアップ!

アドバンテージ「FCCトラクションコントロールクラッチキット」

大手クラッチメーカー・FCCとのダブルブランドで、アフターマーケット向けに“FCCトラクションコントロールクラッチキット”を販売するアドバンテージ。GSF系を筆頭としたスズキ油冷機向けにはフリクションディスク、プレート、スプリングの3点をセットとして販売してきたが、クラッチハブとプレッシャープレートが純正廃番となったことを受け、それらを含むフルセットにリニューアル、新発売した。

新シリーズは’95年型GSF1200SとRF900R用のタイプG(スプリング、ボルト、フリクションディスクとプレート、プレッシャープレート、クラッチハブの6点セット)と、タイプGにスペーサーを加え’96-GSF1200やGS1200SS、’96-‘98GSX-R750などに幅広く対応するタイプD。

油冷機向けは純正部品の廃番に合わせ、そのリプレイスパーツの開発が進むが、このクラッチキットも油冷ファンの大きな味方になるはずだ。

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画像1: アドバンテージ「FCCトラクションコントロールクラッチキット」

フリクションプレート(上)は10枚、スチールプレート(下)は9枚。タイプG、Dともジャダースプリングは使わない。フリクションプレートにはペーパー系SPL材を使い、純正で不足気味の容量を適正化する。

画像2: アドバンテージ「FCCトラクションコントロールクラッチキット」

クラッチスプリングはバルブスプリングにも使用されるSW OCS-V材を採用し、耐熱・耐久性を約的に向上。

画像3: アドバンテージ「FCCトラクションコントロールクラッチキット」
画像4: アドバンテージ「FCCトラクションコントロールクラッチキット」

今回発売された、新キットに加わったクラッチハブ(上写真)とプレッシャープレート(下写真)がこちら。ともにカシマコートが施され、純正同等仕様のアドバンテージによるオリジナル品だ。ちなみに油冷機向け純正部品の場合には、機種・年式によりカシマコートが施されたものと、非コートのものがあるのだとか。

SPECIFICATION

メーカーエフ・シー・シー
製品名FCCトラクションコントロールクラッチキット
発売元アドバンテージ
セット内容タイプG : スプリング、ボルト、フリクションディスク、プレート、プレッシャープレート、クラッチハブ
タイプD : 上記+スペーサー
適応車種タイプG : GSF1200S('95)、RF900R(国内'94RR)、RF900(逆輸入車'95-'97)
タイプD : GSF1200('96-'06)、GS1200SS、BANDIT1200、INAZUMA1200、GSX-R750('96-'98)
価格タイプG : 6万8200円/タイプD : 6万9300円

取材協力:アドバンテージ

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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