油温にもコンパクトさにも配慮し好ルックスも獲得する

シングルシートスタイルや丸目デュアルヘッドライトによって’80年代初頭の耐久レーサーの雰囲気を持たせたGS1200SS。この車両はそのGS1200SSだが、5本スポークのゲイルスピードTYPE-GP1Sホイールやフロントのサンスター・ネオクラシックディスク+ニッシン4ピストンキャリパーなどでその耐久の雰囲気を強めた印象がある。

オーナーによれば「クラシックさを残しつつレーシーに」がコンセプトということで、それは前述のように既に満たされている。一方で小柄な体格から「軽量化と乗りやすさにも配慮している」とのことで、こちらは先のホイール変更(アルミ鍛造化)でも行われるとともに、低めに設定したシート、調整幅の広いABM製ハンドルによっても達成されているようだ。

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軽量化はもうひとつのコンセプト「スカチューンスタイル」にも関わっていて、キャブレターのパワーフィルター化やそれにともなうエアクリーナーボックス撤去、フェンダーレス化(バッテリー等も移設)など、細かいパートでも行われている。マフラー変更もそうだ。

オーナーはGS1200SSの前に、自身の初の大型バイクとしてGSF750に乗っていて、油冷エンジンの持つトルク感に惹かれたという。その後このGS1200SSに出会い、それはリッタークラスでパワー感も好ましく、見た目も良いということで入手に至った。自らもフロントフォークオーバーホールなどもできる腕を持つ一方、必要な箇所の作業はプロに依頼するというオーナー。そのプロ=飯田レーシングファクトリーの飯田さん(GS1200SSフルカスタムオーナー)とも、長い付き合いがある。

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それならば自身の考えがこのように車両にきっちり反映されているのも納得がいくし、不安も少ない。しかもパーツ選択時には飯田さんとも相談することで、他車との仕様やカラーリングのカブりも抑えられる。

普段から油温にも気を遣い、フロントカウル内に追加オイルクーラーを置いているのも特徴のこの車両。今後はアンダーカウルの装着やリヤマスターの変更、電装系のリフレッシュも視野に入っていて、さらに仕様が充実することも期待できる。その暁にはまた見てみたい。そう思える1台でもある。

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前後カウルは純正でヘッドライトカバーはマジカルレーシング、ミラーもマジカルレーシング・レーサーレプリカミラー・タイプ5ヘッド。フロントカウル内にも追加オイルクーラーを置き、油温安定化を狙う。

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ステムは飯田レーシングファクトリーオリジナルの正立用で、ハンドルはABMマルチクリップφ43。左右マスターはニッシン・ラジアル。メーターは純正に、油温を管理するヨシムラ・プログレスメーターを追加する。

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シートカウルは純正で純正アクセサリーのシートカバーを追加。シートはライダー側のみとした上で内部/表皮を変更、本体を薄くしてポジションを合わせてある。

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タンク後端、上にキズ防止用薄型パッドを貼る。その下側には身体を安定させるための厚手パッドを加えるが、身体のホールドに結構効き、操作性も良くしているとのことだ。

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1156ccの油冷エンジンは内圧コントロールバルブT-REVと飯田レーシングファクトリー製オイルキャッチタンク、ゴールドメダル・スラッシュガード(エンジンガード)追加を行う。ステップはWR's製。

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キャブレターは純正CVR32をDNAフィルター仕様として、ノジマエキパイ+ナイトロレーシングサイレンサーに合わせてセッティングしている。

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純正φ43mmフロントフォークはアウターチューブをガンコート仕上げ。フロントブレーキはニッシン4ピストンキャリパー+サンスター・ネオクラシックディスクで、これらによってクラシックイメージも高まる。

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リヤブレーキはGS1200SS純正キャリパー+サンスター・プレミアムレーシングディスク。純正アルミスイングアーム+グレー/ブラック/ゴールドカラーのナイトロンR1リヤショックでもクラシック感を醸し出す。

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ホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードTYPE-GP1Sで3.50-17/5.50-17サイズを履く。ドライブチェーンはRKの520XXWにコンバートした。

取材協力:飯田レーシングファクトリー

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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