ハンターカブのメーターって、割と表示がシンプルで時計とかもついてないんだけど、見やすいし結構好きなのよね。ただ一点だけ不満があって、回転数表示がない。割と楽しいエンジンだけに、できれば回転数も知っておきたいのよね。話が広がるじゃん。というわけで社外タコメーターをつけてみるよ。で、どうせ付けるなら憧れのステッピングモーター式を、ね。

オートゲージ348RPM52C

というわけで、今回はこれを装着するよ。オートゲージの348RPM52C

そもそもハンターカブはパーツが豊富なので、各社から専用タコメーターが登場してる。
そういう専用品を装着するのが間違いないんだけど、昔から憧れだったステッピングモーター式のタコメーターを見つけちゃったのよ。それがオートゲージの348RPM52C。


オートゲージ
タコメーター 348シリーズ 52mm
348RPM52C

ステッピングといえば、スミス風の動作もしてくれる永井電子のウルトラクラブマンが最高なんだけど、廃盤な上においそれと手が出る価格ではないわけで。
でも、オートゲージなら自分が購入した時で5200円。ただ、問題は自動車用ってところ。あと、取り付け方法も考えなきゃならない。

それに引き換えバイクパーツメーカーによるハンターカブ専用品なら、防水はもちろん専用ステーで取り付けも楽々。
なのでハンターにタコメーターを追加したい場合は、デイトナとかタケガワとかOPMIDとかの製品が正直オススメ。

ちなみにステッピングといっても、他方式との違いは素人な自分には正直良くわからない。大きく違うのは、キーオンにしたときにオープニングセレモニーと呼ばれる、針がぎゅんぎゅん動くデモがあるのが特長。

正直、本当に自分があこがれてるのはスミスの機械式(時計式)で、永井電子のスミス風モードを見てステッピングモーターにあこがれてるフシあり。

注意

オートゲージ348RPM52Cは汎用とはいえ、本来自動車用を想定しているようです。防水処理などが必要になりますし、正常な動作をしない可能性もあります。取り付けされる際はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

ちなみにオートゲージを取り付ける際に分解しすぎて壊して結局2個買ったし、ステーとかも買ったのでなんやかんやで割高。防水処理はしたけど万が一は怖いしなので、自動車用の取付はオススメできない部分もあります。

ハンターカブ(JA55)にステッピングタコメーターを取り付けるぞ

自動車用なのでまずは防水処理

さて、オートゲージは基本的に自動車用なので、防水とかは特に施されてないはずなのよ。なので最低限の防水処理は行いたい。
裏面に関しては適当に防水シールで蓋をすれば良いけど問題は表面。

ボンドを縁にぐるりと塗るのが楽なんだけど、自分の不器用さからするとボンドが透明部分まではみ出して取り返しのつかないことになる気がするのよね。

表側からボンドを塗ろうとするから難易度が高いわけで。
分解して裏から塗ることができれば失敗が少ないはず。なのでとりあえず分解してみるよ。用意したのはマイナスドライバー。

画像1: 自動車用なのでまずは防水処理

メーターって基本的に表側の縁でカシメられてることが多いので、これをマイナスドライバーとかでこじ開けていくよ。

画像2: 自動車用なのでまずは防水処理

マイナスの先端を使ってテコで持ち上げる感じ。これを丁寧に一周分やっていくよ。均一に持ち上げるのは難しいので、大体で。緩んだら、塩梅の悪いところをマイナスで調整しつつ外していくよ。

画像3: 自動車用なのでまずは防水処理

縁を外すとこんな感じで、縁とクリアパーツで構成されてる。いずれも接着されてなくて、ただカシメられてるだけ。水もバッチリ入りそう。

外した裏側からボンドを流し込んで戻せばある程度の防水能力を持たせることは出来そう。
でも、思いついちゃったのよ。
これ、適切なサイズのOリングを挟んでカシメれば良いんじゃない?

画像4: 自動車用なのでまずは防水処理

というわけでamazonで散々探して最終的にうまくいったのがコレ。
ちなみにこれにたどり着くまでに3サイズ買った。サイズ選んで買うと結構高いのね。3000円くらいかかった。

Ofowin
5個入り Oリング ニトリルゴム
52mm x 55mm x 1.5mm

amzn.to
画像5: 自動車用なのでまずは防水処理

購入したのはコレ。内寸52mmで外寸55mm。厚さ1.5mm。これでうまいことハマってる気がするけど、まだ実際に雨にあったりはしてないし、より良いサイズがあるかも。

こいつを縁パーツにインストール。といっても置くだけなんだけど。

画像6: 自動車用なのでまずは防水処理

綺麗に置くことが出来たら、その上からクリアパーツをはめるよ。

画像7: 自動車用なのでまずは防水処理

で、完成。出来たらこの時点でしっかりとOリングが効いてるのかを確認してね。
あと、一か所切り欠きがあるので、ここはボンドなんか詰めておけばよかった。

画像8: 自動車用なのでまずは防水処理

本体に嵌めるとこんな感じ。あとはしっかりとカシメればOリングが効いてくれるはず。

画像9: 自動車用なのでまずは防水処理

メーターのカシメを戻すには、ペンチとかで挟んでいけば良いんだけど、傷がつきそうだし自分の不器用さでは均一にならない気がするのよね。
なので治具を作るよ。

必要なものはホールソーと材木と電動ドリル。材木は10mmくらいの適当な板。なんでも良いけど、あんま分厚いと抜くのが大変。

画像10: 自動車用なのでまずは防水処理

本体径が約52mmで、透明部分のでっぱってる外周が49mmくらい。
ホールソーは結構高いのでサイズを合わせて買うのはきついし、自在錐は持ってない。
なので、程よいサイズの手持ちホールソーで掘って、あとはやすりで何とかするよ。

画像11: 自動車用なのでまずは防水処理

開口してみたところ、透明部分にはちょうど良さげ。

画像12: 自動車用なのでまずは防水処理

ただ、本体はきつくて入らない。

画像13: 自動車用なのでまずは防水処理

やすりでなるべく円を壊さないように削っていくよ。もっとも、注意したところで楕円になっちゃうんだけどね。

画像14: 自動車用なのでまずは防水処理

うむ、入った。

画像15: 自動車用なのでまずは防水処理

治具完成ー。

画像16: 自動車用なのでまずは防水処理

自分の思惑としては、こういう感じで挟み込んで力を掛けると均一にカシメられるはず。

画像17: 自動車用なのでまずは防水処理

が、意外とカシメきれない。最終的に仕上げは木のはじっこでぐいぐい押し込んだ。
表側の穴空き板はすごく便利だけど、2枚作る必要はないね。

画像18: 自動車用なのでまずは防水処理

そんなこんなで、カシメ完了。ぼちぼちうまくいったんじゃないかな。

画像19: 自動車用なのでまずは防水処理

気筒数設定をお忘れなく

装着する前に、タコメーターには気筒数の設定があるので、それを1気筒にしておかないといけない。
オートゲージ348RPM52Cの場合は、画像下側の穴の奥にある、1とか2とか書いてあるダイアル。
精密マイナスドライバーでこれを1にしておこう。

画像: 気筒数設定をお忘れなく

配線加工は割と簡単

オートゲージ348RPM52Cから出てる線は4本だけ。こんな感じ。

赤/本体動作用プラス線
黒/アース線
オレンジ/本体イルミネーション点滅用プラス線
緑/イグニッションコイルから信号を取る線

なんだけど、イルミネーションにスイッチ付けるのめんどくさいので、赤とオレンジはまとめてしまおう。線が細いからまとめるのも簡単。これで電源系のプラスマイナスと回転を取る緑線の3本。シンプル。

画像1: 配線加工は割と簡単

ギボシ加工する際はギボシサイズに注意してね。ホンダ車は一般的なギボシより小ぶりなのよ。
CA/CB103ってやつを買えば大丈夫。後述する電源取り出しハーネスもCA/CB103を使ってるので、統一しておけば間違いないよ。

デイトナ
ギボシ端子セット
CA/CB103 5個セット 96155

amzn.to

緑線には平型端子でイグニッションコイルへの割り込み線をつないでおくよ。

画像2: 配線加工は割と簡単

作るのが億劫な人はこういうのも売ってる。平型端子はサイズが大小あるんだけど、このセットは大小揃ってて万全。

デイトナ
電気式タコメーターオプションパルスハーネス/IGコイル64230

amzn.to

電源に関しては、ハンターカブのヘッドライトにアクセサリー用のカプラーがあるので、専用ハーネスを使ってそこから取り出すのが定番。

デイトナ
電源取り出しハーネス
CT125(20-21)/モンキー125(22) フロント専用
かんたん電源取出しハーネス 26370

amzn.to

イグニッションコイルは右フレームカバー内にあるよ

プラスとマイナスの接続についてはさほど苦労は無いと思うけど、問題はイグニッションコイルへの割り込み。

電装といえば左サイドカバーを外すのが定番だけど、今回は右側。でも、右フレームカバーを完全に外すのは凄くめんどくさいので、ボルト2本とプッシュリベットを外して、あとは無理やり作業するよ。

フレームカバーが割れないように気を付けつつ、イグニッションコイルにアクセス。で、平型端子が見えるのでさくっと割り込み配線を繋ぐよ。

画像1: イグニッションコイルは右フレームカバー内にあるよ

で、プラスマイナスもつないで、動作テスト。

動かない。

ちょうど遭遇した近所のバイク仲間が教えてくれた。イグニッションコイルにはプラスとマイナスが出てるらしい。どうやらマイナスにつないじゃったみたいね。

こういう感じで2本出てる。

画像2: イグニッションコイルは右フレームカバー内にあるよ

あらためて接続しなおしたら、再度テスト。今度こそ動作したのであとは車体に固定するだけ。

取付はデイトナのJA55用タコメーターステー(補修用)を流用

最後は取付。メーターステーを自作できれば最適だけど、そんなん無理。
なので、デイトナのJA55用タコメーターセットのステー部分だけ補修部品で購入できるので、これを活用するよ。

デイトナ
VELONA
CT125(40265)専用 補修品
タコメーターステーセット φ48用 40347

amzn.to

一番厄介な車体側の取付を、確実に行うことができるのは良いね。あと、防振ゴムが入ってるのもポイント高い。

画像1: 取付はデイトナのJA55用タコメーターステー(補修用)を流用

ステーの取付は簡単。ヘッドライト左右のボルトを外して、ヘッドライトを移動させて、あとは裏側のボルト2本にステーを共締めするだけ。かなり狭いけど、頑張ればなんとかなるよ。

画像2: 取付はデイトナのJA55用タコメーターステー(補修用)を流用

位置的にはこんな感じ。

画像3: 取付はデイトナのJA55用タコメーターステー(補修用)を流用

タコメーターをのせてみる。

画像4: 取付はデイトナのJA55用タコメーターステー(補修用)を流用

良い感じ。ただ、固定ボルトのサイズが違うし、無理やりつけようとするとメーターの配線がステーに干渉しちゃう。
あと角度が微妙に合わなかったのでモンキーで挟んでぐいっと調整。

ここまで用意して装着できないでは悔しすぎるので、タコメーターステーにタコメーターを装着するためのタコメーターステー取り付けステーを作ってみるよ。トートロジー。

バイク仲間に手伝ってもらって、現物あわせで採寸。ほんといつもありがとうございます。

2mmのアルミ板を買ってきて、ディスクグラインダーで切ってドリルで穴開けてできあがったのがこれ。

画像5: 取付はデイトナのJA55用タコメーターステー(補修用)を流用

アルミ色だと目立つので、艶消し黒で適当に塗装。

画像6: 取付はデイトナのJA55用タコメーターステー(補修用)を流用

ステーに取り付ける前に、底部分の水が浸入しそうな場所にアルミテープで目張りしておこう。
貼ってる途中だからぺろっとしてるけど、最終的にはしっかり塞ぐよ。

画像7: 取付はデイトナのJA55用タコメーターステー(補修用)を流用

で、ステーを取り付けて配線繋いで各部を本締めして完成。

画像8: 取付はデイトナのJA55用タコメーターステー(補修用)を流用

実際の動作はこんな感じ。良いじゃない。

画像: 【動画】CT125(JA55)にステッピングタコメーター装着 www.youtube.com

【動画】CT125(JA55)にステッピングタコメーター装着

www.youtube.com

雨の中走行したけど、意外と防水してくれた

タコメーター取り付けた後に釣りに行ったら、途中で雨に降られたのよね。

駐車した状態で3時間くらい雨に降られて、その後2時間くらい雨の中を走行して、帰宅したらこんな状態。

画像1: 雨の中走行したけど、意外と防水してくれた

ちょうど防水性の検証になるかと思って、翌日見てみたら意外にも浸水もなく無事だった。
予想以上にOリングが効いてるのかも。

画像2: 雨の中走行したけど、意外と防水してくれた

まとめ

憧れのステッピングタコメーター。ちょっとスピードメーターに対してLEDの輝度が明るすぎる気がするけど、動作は最高。めっちゃ気に入ってる。

画像: まとめ

レポート:若林浩志

スーパー・カブカブ・ダイアリーズの記事・動画 一覧

若林浩志/プロフィール

This article is a sponsored article by
''.