オンロードで威力を発揮する、フロントの19インチワイドタイヤ

画像1: オンロードで威力を発揮する、フロントの19インチワイドタイヤ

いまや日本を代表するアドベンチャーツアラーのひとつである、ホンダのアフリカツイン アドベンチャースポーツ。長距離も快適に走破できるこのアドベンチャースポーツが、2024年モデルで大幅なアップデートを受けました!

画像: Honda CRF1100L Africa Twin Adventure Sports 欧州仕様・2024年モデル 総排気量:1084cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 シート高:835/855mm 車両重量:243kg(DCTは253kg)

Honda CRF1100L Africa Twin Adventure Sports
欧州仕様・2024年モデル

総排気量:1084cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:835/855mm
車両重量:243kg(DCTは253kg)

パッと見て、新型は何が違うかおわかりでしょうか? そう! 新型のアドベンチャースポーツは、フロントホイールを19インチ化し、ワイドタイヤを装着したのです! これはよりフロントのグリップ力を増強し、オンロードでのパフォーマンスを向上させることで、本来の「あらゆる道を走破できるアドベンチャーツアラー」というコンセプトをより一層進化させているのです!

画像2: オンロードで威力を発揮する、フロントの19インチワイドタイヤ

チューブレスのフロントタイヤは従来モデルの90/90-21から110/80-19に変更。2サイズも幅が太くなったことで、長距離、特にオンロードでの快適性が一層増しました。これに合わせ、前後サスペンションのストローク量も最適化、前後ともに20mm減らして、フロント210mm、リア200mmとしています。ちなみに、今回からサスペンションはショーワ製の電子制御サス・EERAが標準となりました。

ローシートならシート高800mm切り!肉厚で快適な新形状シート

画像: ローシートならシート高800mm切り!肉厚で快適な新形状シート

シートも見直されています。新型はウレタンフォーム厚を15mm増やし、座面もより広げた形状とすることで、長距離走行でのライダーの負担を軽減。一方で、サスペンションストロークやトレール量の減少などもあって、最低地上高を250mmから220mmとし、シート高は従来型より15mm低い835/855mmを実現。オプションのローシートを装着すれば、795/815mmにも設定可能。これは大きな違いです!

7%トルク増強で扱いやすさを増したエンジン。DCTも進化

画像: 7%トルク増強で扱いやすさを増したエンジン。DCTも進化

エンジンもさらに進化しました。圧縮比を10.1から10.5にアップ、エアボックスのインテークパイプ径を29mmから35mmに拡大するなどして、中低速域でのトルクをさらに増強。従来型より約7%アップした112Nm(11.42kg-m)の最大トルクを発揮します。しかも発生回転数は6250rpmから5500rpmへと低くなり、扱いやすさも大きく向上しました。

また、DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)もアップデートされ、油圧コントロールを見直したことでクラッチのレスポンスが向上しています。これが何をもたらすかというと、発進時や1速、2速で走る極低速域でのスムーズなフィーリング。これは市街地で役立つだけでなく、オフロードでの走行時にも大きく貢献してくれる進化です!

より存在感を増したフロントカウル。カラーは2色

画像: より存在感を増したフロントカウル。カラーは2色

あわせて外装デザインも手直しを受けました。新型のアッパーカウルは、これまでのイメージを踏襲しながら、迫力と存在感を増した新形状のものを採用。これまで同様、スクリーンは5段階調整可能なタイプで、DRL(デイタイム・ランニング・ライト)やヘッドライト下のコーナリングランプも踏襲しています。

ボディカラーは2色を用意しています。

画像: パールグレアホワイト(トリコロール)

パールグレアホワイト(トリコロール)

画像: マットバリスティックブラックメタリック

マットバリスティックブラックメタリック

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パフォーマンスがどう変化したかに注目。国内導入にも期待!

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他にも、多彩なライディングモード、オフロードで絶大な威力を発揮する「Gモード」スイッチ、Apple Car PlayやAndroid Autoといったスマホとの連携、先進の電子制御ライディングアシストなど、従来型からの美点はしっかり引き継いでいますし、旅に誘う純正アクセサリーも豊富にラインアップ。魅力満載の新型アフリカツイン アドベンチャースポーツ、早く乗ってみたいですね! 国内導入にも期待しながら、続報を待ちましょう。さらなる詳細は月刊『オートバイ」12月号をご覧ください!

CRF1100L AFRICA TWIN ADVENTURE SPORTS 主要諸元

全長×全幅×全高2305×960×1475mm
ホイールベース1550mm
最低地上高220mm
シート高835/855mm
車両重量MT:243kg/DCT:253kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
総排気量1084cc
ボア×ストローク92×81.5mm
圧縮比10.5
最高出力75kW/7500rpm
最大トルク112N・m/5500rpm
燃料タンク容量24.8L
変速機形式MT:6速リターン/DCT:6速DCT
キャスター角27.5゜
トレール量106mm
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・Φ256mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/80-R19 59V・150/70-R18 70H

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画像: New 2024 CRF1100L Africa Twin ES & African Twin Adventure Sports ES www.youtube.com

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