スライドキャリアとは
以前も紹介したイトーKTのスライドキャリア。伸び縮みすることで、キャリアの使い勝手を大幅に良くしてくれるアイテム。積載量を増やしたいときや、タンデム時にもめっちゃ便利だし、箱を装着して「少し背中が窮屈だなー」って時にも調整が凄く楽なのよ。
スーパーカブやクロスカブ用にはオールカブスライドキャリアというのが適合してて、自分がスーパーカブ90に装着してるのもこのカタチ。
![画像: スライドキャリアとは](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/11/05375900ee83c5fa55fb77c9a73d333122ebf259.jpg)
キャリアの上に土台が乗る感じ。黒い部分がスライドしてくれるのね。ちなみにこのタイプはバージョン1とバージョン2があって、前者はスライド量が4段階で、後者はスライド量が無段階。
オールカブスライドキャリアについて、くわしくは過去記事を参考にしてね。
で、CT125の場合はオールカブスライドキャリアも適合してるんだけど、CT125専用スライドキャリアスリムってのもあるのよ。
スリムという名の通り、オールカブスライドキャリアより装着がスマート。
実は納車時には、すでに装着してた。
スライドキャリアシリーズは、自分がハンターカブを購入したホンダドリーム名古屋守山で取り扱いがあるので、納車時に同時購入したのよね。
というわけで今回はスライドキャリアスリムの話だよ。
CT125用スライドキャリアスリム
CT125用スライドキャリアスリムを伸ばすとこんな感じ。ただでさえでっかいハンターカブのキャリアがさらに広くなるよ。
![画像1: CT125用スライドキャリアスリム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/06/bb4844f2536c615e08e7114996f5692bf7f71c48.jpg)
天面には穴や長穴が設けられてて、さまざまなものの装着が考慮されてる。
![画像2: CT125用スライドキャリアスリム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/06/1333beb0e8f769d3f7f34333ad38b676ef099014.jpg)
縮めるとこんな感じで、すっきり。
![画像3: CT125用スライドキャリアスリム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/06/e2cc4f6299e7546c9acf62a3f3dd6a121a25fa99.jpg)
長穴部分を使ってGIVIのモノロックベースがすごく簡単に装着出来た。
![画像4: CT125用スライドキャリアスリム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/06/229a28a011f540bf692ad3651b6a9acb8ffd71d2.jpg)
ただ、裏側の固定はGIVI付属の波型プレートではなく、ホームセンターで買ってきた大径ワッシャーを使ってる。あとボルトも変えてる。
![画像5: CT125用スライドキャリアスリム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/11/efb031421aaeb6913756223a55dfbbdbfc9e9d24.jpg)
厚みはこんな感じ。キャリアが赤ということで、見た目はかなりゴツくみえるけど、実際にはほんの少し幅と厚みが増えてるだけ。
![画像6: CT125用スライドキャリアスリム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/06/d0de2f27649776063ce8a2889e9863d030ffb975.jpg)
スライドは、左右のハンドルを緩めて、任意の位置で締めるだけ。
![画像7: CT125用スライドキャリアスリム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/06/9c692d069629205eae432bad9ce3c658253ab8d1.jpg)
こんな感じでスライド自由自在。任意のスライド量で固定することができるよ。
![画像8: CT125用スライドキャリアスリム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/08/81bd3202290fd00eaea2cc359cb29bd03ee50904.gif)
もちろん純正ピリオンシートも干渉なく装着可能。
![画像9: CT125用スライドキャリアスリム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/06/792043a01fee09930c40216882ff96c4093ccb47.jpg)
GIVIのE43NTL-ADVを装着するとこんな感じ。タンデムでのスライドキャリアは本当に便利なのよ。
![画像10: CT125用スライドキャリアスリム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/11/ad93a35f9daa7b98d776954e360f00b245c30ad9_xlarge.jpg)
GIVI
E43NTLーADV 95342モノロック 43L
オプション付き(インナーボトムマット/バックレスト/ネットフック)
スライドキャリアスリムの装着方法
かなり大型のパーツだけど、取り付けは意外と簡単。必要なのは、10mmのメガネと4mmの六角棒レンチだけ。
![画像1: スライドキャリアスリムの装着方法](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/09/22/77cb2d19fa2c3a6cbc6d2ad5b76211200c519c3c_xlarge.jpg)
純正キャリアの上に、スライド部分を伸ばした状態のスライドキャリアスリムをのっけたら、固定用のブロックをボルト穴部分に合わせて差し込む。
![画像: ブロックは、上下があるので間違えないようにね。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/09/22/716a81949187ee1fb9c5f99966e35b450c8cc26e.jpg)
ブロックは、上下があるので間違えないようにね。
そしたら付属のボルト&ナットを片側3カ所に通して、締結するだけ。
![画像2: スライドキャリアスリムの装着方法](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/09/22/eb21e0769de4a7dae0e52fabf50e69fee42a4eca.jpg)
外側のボルト部を六角棒レンチで抑えて、キャリアの隙間からレンチでナイロンナットを締めこんでいくよ。
全体に仮締めをして丁寧に本締めしていこう。
![画像3: スライドキャリアスリムの装着方法](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/09/22/efd478f2e0e0ce996748d3072dff84bf3c81a5cd.jpg)
全体の締めこみを確認したら、スライド動作を確認して終了。専用設計だけあって、特にステーとかもないし、取り付けは簡単よ。
![画像4: スライドキャリアスリムの装着方法](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/11/11/3379b76fcef8ff99af84b931d94bdebeb61f2ff1.jpg)
まとめ
キャンプで荷物が増えた時や、パッキング時に「あとちょっと載せたい」って時にも超便利。でもなんといってもタンデムで箱が使えるのは最高よ。
レポート:若林浩志