カワサキ「ノスリスe」の特徴
Kawasaki noslisu e
道交法では普通自動車扱い・道路運送車両法上では第一種原動機付自転車扱いとなるミニカー登録モデル
発売日：2023年6月30日（金）
税込価格：43万100円
シリーズ唯一、ペダル操作なしでも走れるフル充電仕様
カワサキは2023年5月15日に、電動3輪ビークル「ノスリス」シリーズを発表していた。シリーズは全3機種で、電動アシスト自転車仕様の「ノスリス」、フル電動仕様の「ノスリスe」、大容量カーゴスペースを備えた電動アシスト自転車仕様の「ノスリス カーゴ」となる。
このうち「ノスリス」は、すでに5月20日に販売を開始。そして今回「ノスリスe」が6月30日にリリースされることが発表された。
「ノスリスe」はシリーズで唯一、ペタル操作なしで走行可能なフル電動仕様となる。道交法では普通自動車扱いで、道路運送車両法上では第一種原動機付自転車扱いとなるミニカー登録モデルだ。
後輪にインホイールモーターを搭載しており、スロットルレバーを押し込むだけで加速ができる。走行モードは3種あり都度選択が可能。モーターが動かないモード、最高速度が20km/hのモード、速度リミッターがかからないモード（最高速度は約35km/h）。
1充電当たりの走行距離は、リミッターなしのモードで平坦路を30km/hで走行した場合、約47km。通勤通学や買い物などで日常使いするのに不足はないだろう。取り外し可能なリチウムイオンバッテリーは約5時間でフル充電ができる。
タイヤサイズは20インチ。前2輪によって安定感が高いのはもちろん、その形状の特性を活かし、20kgまでの荷物を載せられるフロントバスケットを標準装備。制動機構は、3輪すべてに機械式ディスクブレーキが備わっている。
ボディカラーは「メタリックスパークリングゴールド」1色の設定。価格は税込43万100円、全国のnoslisu取扱店で販売される。
カワサキ「ノスリスe」の主なスペック・価格
| 全長×全幅×全高 | 1790×695×985mm |
| ホイールベース | 1110mm |
| サドル高 | 815-960mm |
| 車両重量 | 35kg |
| モーター形式 | DCブラシレスモーター |
| 定格出力 | 500W |
| 最高速度 | 約35km/h |
| タイヤサイズ（前・後） | 20×1.50・20×1.95 |
| ブレーキ形式（前・後） | Φ160mmワイヤー式ディスク・Φ160mmワイヤー式ディスク |
| メーカー希望小売価格 | 43万100円（消費税10％込） |
まとめ：西野鉄兵
