2023年3月24日から26日の3日間、東京ビッグサイトにて「第50回 東京モーターサイクルショー」が開催された。この記事では、淡路島のカワサキZユーザー御用達のPMCの展示車両Z1について紹介したい。
文・写真:山口銀次郎/西野鉄兵
画像: PMCの原点が詰まった、フルレストアZ1を展示【東京モーターサイクルショー2023 レポート】

PMCのブースは3エリア展開!

画像: ARCHIエリアの2023年コンセプトモデル、「漆黒メッキシリーズ」を纏うZ900RS『ブルーサテライト』。

ARCHIエリアの2023年コンセプトモデル、「漆黒メッキシリーズ」を纏うZ900RS『ブルーサテライト』。

カワサキZ1やZ2をはじめ、旧車のリプレイスパーツやカスタムパーツ企画、販売lを行うPMCのブースは3エリア展開。

レースユースにも対応する高性能ショックアブソーバーをラインアップする『YSSサスペンション』エリア。

現行車向けのドレスアップカスタムブランド『ARCHI』ブース。

そして、リプレイスメントパーツを始めとしたZ系パーツのブランド『PMC』コーナーだ。

画像: PMCのブースは3エリア展開!

ノーマルのZフォルムが完全再現出来る強み!

PMCブースには、フルレストアされた1974年式Z1がセンターに展示されていた。

販売から50年近く経つというのに、信じられないくらい輝きを放っている。フルレストアに必要なパーツは自社のPMCパーツで仕立てられたという、オドロキの一台だ! PMCの原点ともいえるPMCオリジナルリプレスパーツで固めたZ1を前に、PMC取締役の正本賢将氏に話を伺ってみた。

──「PMCといえばZ1」と分かる代名詞的1台ですね。

「1974年式のZ1Aのフルレストアモデルになります。PMCで販売しているリプロパーツを付けられる物は全て付けました。純正部品で使用しているのは、フレーム、エンジン&キャブレター、ホイールのハブ、メーターだけかもしれません。それ以外は全てリプロパーツで仕上げています(※ホームページにて装着部品一覧を掲載)」

──すごい部品点数で、ただひたすら驚きです!

「80年代前半頃までのZは、人気ナンバーワンだと思うのです。中途半端な年代のモデルだと、修理部品が無くなって乗り続けられること出来なくってますよね。それに比べZは人気があるので、我々も含めリプロパーツが豊富にあり、未だにボルト一本替えようと思っても簡単に交換することが出来てしまう。相乗効果で、綺麗に乗りたいと思う人、情熱がある人に応える仕事が出来ることに感謝しております」

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