2023年3月24日に開幕した「第50回 東京モーターサイクルショー」では、キャンプやアウトドア関連の用品も数多く見られました。この記事では、筆者が「これならキャンプツーリングにそのまま行ける!」と思えたバイクとその積載例・バッグやキャリアなどの製品を紹介します。真似したくなるテクニックやアイテムがたくさんありましたよ。
文:西野鉄兵/写真:西野鉄兵・島村栄二

ラフ&ロード|トライアンフ「タイガー900ラリープロ」

画像: ラフ&ロード|トライアンフ「タイガー900ラリープロ」

合計容量183L! ラフ&ロードならではの突き抜けた提案

真冬の宗谷岬へ行っちゃうような本格派の旅人からの支持も厚いラフ&ロードは、ブース正面にマネキンライダーを乗せた「タイガー900ラリープロ」を展示。特大のバッグが積載されていました。

シートバッグは、参考出品の「クルージングバッグPRO 100(仮)」。最大容量はなんと101L! シートバッグだけで100L越えを実現した超巨大サイズです。

サイドバッグは両側セットで最大容量72Lの「ロードサイドバッグ」。コンパクトな装備の人なら、このサイドバッグだけでもよさそう。さらに燃料タンクの上には容量10Lの「BWPテーパードタンクバッグ」まで備わっていました。

しめて合計183L!

私は普段60L程度のシートバッグと15L程度のバックパックを組み合わせてキャンプに行くことが多いのですが、一度180Lで何が持っていけるのか試してみたくなりました。

【装着バッグ】
クルージングバッグPRO 100(仮)|最大容量:101L|参考出品
RR5632 ロードサイドバッグ|容量:54~72L|税込26,400円
RR9211 BWPテーパードタンクバッグ|容量:10L|税込15,400円

シャッド|ホンダ「CRF1100Lアフリカツイン」

画像: シャッド|ホンダ「CRF1100Lアフリカツイン」

トップケースブランドが放つスマートなソフトバッグ

スペインのバルセロナで誕生したSHAD(シャッド)は、トップケースのブランドとして広く知られています。ただソフトバッグも魅力的なアイテムが多いんですよ。日本の総代理店であるカスタムジャパンのブースには、このアフリカツインが展示されていました。

シートバッグは2023年秋頃発売予定の新作「TR50」。容量は40Lでフルフェイスヘルメットがすっぽり2個入るサイズ。開口部が広く、荷物の整理や出し入れがしやすいのが特徴です。

サイドバッグは内部に防水バッグを標準装備する「TR40」。こちらは両側セットで片側の容量は32L。

「TR15CL」という名のタンクバッグは容量13L。2023年秋頃発売予定。

【装着バッグ】
TR50|容量:40L|2023年秋頃発売予定
TR40|容量:64L(片側32L)|税込96,800円
TR15CL|容量:13L|2023年秋頃発売予定

アンブート|ホンダ「CT125・ハンターカブ」

画像: アンブート|ホンダ「CT125・ハンターカブ」

可愛くキャンプツーリング、そんなスタイルもありでしょう!

カラフルで可愛らしいサイドバッグを展開するアンブートが新作のリアボックスを公開しました。「CT125・ハンターカブ」の標準リアキャリアにぴったりのサイズに設計したという「リアボックスEX」。

容量は約45L。アルミ板を全面にインサートし、中身が空でもカチッと自立します。荷物の出し入れがしやすく、容量の数値から受ける印象以上にいろいろ詰め込めそう。天板のドローコードや側面のパルスシステムを駆使することで可能性はさらに広がります。2023年7~8月の発売予定。

サイドバッグは容量10~15Lの可変式。ヘッドライトの下に備わるツールバッグは、初お披露目のもので、こちらもカラーは6色用意されるそう。

キャンプツーリング向けのアイテムは、デザイン面でもタフネスさを感じさせるものが主流ですが、こういったチャーミングなスタイルでふらっと旅しちゃうのも粋ですよね。

【装着バッグ】
リアボックス EX|容量:約45L|参考出品
サイドバッグ EX|容量:約10~15L|税込16,346円
ツールバッグ|容量:約2.5L|参考出品

文:西野鉄兵/写真:西野鉄兵・島村栄二

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