ホンダ「スーパーカブC125」ショートインプレ

Honda Super Cub C125
総排気量:123cc
エンジン形式:空冷4ストOHC2バルブ単気筒
シート高:780mm
車両重量:110kg
税込価格:44万円
ロングストローク化でパワー、燃費も向上!
スーパーカブC125は「乗りやすい・頑丈・低価格」のイメージが強いスーパーカブシリーズの中では、ちょっと異色の存在。125ccというシリーズ最大の排気量、キャストホイールにディスクブレーキ、スマートキーまで備えた、高級感のある小粋なストリートモデルに仕立てられているが、質感や装備の良さを知った多様なライダー層から支持され、ヒットモデルの座を守り続けている。
2021年9月には初のモデルチェンジを受け、ボア×ストロークと圧縮比の変更などによって最新の排出ガス規制に対応したロングストローク仕様の新エンジンを採用。僅かながらパワーと燃費も向上している。
スペック上のパワーの差は0.1PSだが、フィーリングは異なり、高回転域までフリクションを感じず軽やかに伸びる印象。走りに関しては爽快に進化している。
ホンダ「スーパーカブC125」カラーバリエーション
2023年2月16日に発売された2023年モデルで、カラーラインアップを変更。「パールネビュラレッド」「パールカデットグレー」「マットアクシスグレーメタリック」の3タイプとなった。

パールネビュラレッド

パールカデットグレー

マットアクシスグレーメタリック
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ホンダ「スーパーカブC125」注目ポイント

新エンジンはボアを2.4mm縮小し、ストロークを5.2mm伸ばした仕様。最大トルク発生回転数は1250回転ほど高くなっている。

鳥が翼を広げたようなハンドル形状はカブの伝統ともいえる様式美。2023モデルではグレーとマットグレーの新色が登場した。

ギアポジションや燃料計などを表示する液晶パネルを、アナログ表示の速度計の内側に埋め込んだユニークなデザイン。

キーフォブを持っていれば、キー本体を取り出すことなくメインスイッチ・ノブの解施錠や、シートロックの解除が可能。
ホンダ「スーパーカブC125」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1915×720×1000mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 110kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 123cc |
ボア×ストローク | 50.0×63.1mm |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 7.2kw(9.8PS)/7500rpm |
最大トルク | 10N・m(1.0kgf・m)/6250rpm |
燃料タンク容量 | 3.7L |
変速機形式 | 4速リターン |
キャスター角 | 26°30' |
トレール | 71mm |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・ドラム |
タイヤサイズ(前・後) | 70/90-17M/C 38P・80/90-17M/C 50P |
メーカー希望小売価格 | 44万円(消費税10%込) |
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸