一筋縄ではいかないキャブ車をこよなく愛する、オートバイ編集部・黒田のバイク生活。今回はナンバーを返納してから2年が経過したGSX750S KATANAの復活計画をお届けするつもりだったが、思わぬ緊急事態が発生した!?
文:黒田健一/写真:南 孝幸
画像: ハッチャケ黒助 月刊『オートバイ』編集部・通称:ハチ黒 現在所有するバイクは7台。今回はそのうちのGSX750Sを紹介。もうひとつの連載企画 「原ニで下道だらり放浪記」 ではクロスカブ生活の模様を公開中!

ハッチャケ黒助
月刊『オートバイ』編集部・通称:ハチ黒

現在所有するバイクは7台。今回はそのうちのGSX750Sを紹介。もうひとつの連載企画「原ニで下道だらり放浪記」ではクロスカブ生活の模様を公開中!

ハチ黒が所有するスズキ「GSX750S」

画像: SUZUKI GSX750S 1982年式

SUZUKI GSX750S
1982年式

全長×全幅×全高:2250×810×1105mm
ホイールベース:1515mm
エンジン形式:空冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量:747cc
ボア×ストローク:67mm×53mm
圧縮比:9.4
最高出力:69PS/8500rpm
最大トルク:6.2kg-m/7000rpm
始動方式:セル
変速機:5速
燃料タンク容量:21L
車体重量:245kg
タイヤサイズ:F3.25-19/R4.00-18

絶好調のはずだった⁉ナナハンカタナに異常あり!

前回のこの企画で紹介した吾輩のナナハン3兄弟を見てくれたかな。マニアックでしょ~。初回はGPz750Fを中心に紹介したので、今回はGSX750Sカタナの出番です。「ナナハンかよっ!」って突っ込みたくなる人もいるでしょうが、正直な話、1100でも750でもカタナだったらどっちでもよかったのよ。あのスタイルに惚れちまったので……。今回起こったトラブル報告の前に、このカタナを購入した経緯を紹介するね。

このカタナを手に入れたのは2019年の春。某オークションサイトに1100用の純正ハンドルとスクリーン、リアショックのみをカスタムされた、ほぼフルノーマル車を発見。しかもシート表皮は奇跡の純正品! 出品者もそれを知ってか否か、平均価格よりも20万円ほど高い強気の価格設定。しかし、これまで整備した内容を考慮すると割安と感じて落札。

実車も完璧な状態で絶好調。はじめのうちは乗りまくっていたけど、セパハンのライポジはオジサンにはツラく、気づけばナンバーを返納してガレージ保管していた。先日久しぶりにエンジンをかけようとしたらトラブルが発生したという経緯だ。

画像: まさにナナハンカタナの「カタナ狩り」の原因となったのが、この1100用のハンドル。でもカタナに乗らなくなった原因もこのハンドル。カッコイイけどね、乗りたくなくなるほどポジションが辛いんだよね。それでは買った意味がないので、純正の耕運機ハンドルの中古を落札済み。いずれこの企画で紹介予定。

まさにナナハンカタナの「カタナ狩り」の原因となったのが、この1100用のハンドル。でもカタナに乗らなくなった原因もこのハンドル。カッコイイけどね、乗りたくなくなるほどポジションが辛いんだよね。それでは買った意味がないので、純正の耕運機ハンドルの中古を落札済み。いずれこの企画で紹介予定。

画像: 見てくれ!幻の純正表皮のシート。ざらざらした手触りでホールド感は抜群。カタナで一番気に入っているのは、実はこのシートなのだ。

見てくれ!幻の純正表皮のシート。ざらざらした手触りでホールド感は抜群。カタナで一番気に入っているのは、実はこのシートなのだ。

画像: 2本出し純正マフラーは大事にしたいね。テールエンドにサビが浮いてきているので対策が必要だな。

2本出し純正マフラーは大事にしたいね。テールエンドにサビが浮いてきているので対策が必要だな。 

画像: なんとアンチノーズダイブフォーク「ANDF」機構もちゃんと機能しています。全然違和感ないよ。

なんとアンチノーズダイブフォーク「ANDF」機構もちゃんと機能しています。全然違和感ないよ。 

リアショックはコニー製に変更されていた。これメチャクチャ乗り心地いいよ。シンプルなデザインは純正っぽいのでオススメです。

画像: 香川県四国最北端の竹居岬。有名な撮影スポットだよね。落札したカタナを引き取りに行った帰り道に寄りました。いつかゆっくりと四国一周ツーリングをするのが夢。

香川県四国最北端の竹居岬。有名な撮影スポットだよね。落札したカタナを引き取りに行った帰り道に寄りました。いつかゆっくりと四国一周ツーリングをするのが夢。 

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