画像1: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

と、いうわけで関東事務茶屋杯最終戦、「くま子」「ドギン」両選手も参加する「Cトーナメント」がスタート! まず最初に対戦することになったのは「くま子」選手。対戦相手はXJR1300で走る千葉県から来た「ネイサン」選手。

画像2: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

2つ並んだ同じコースのスタート地点に並んで、スタートシグナルに合わせて同時にスタート! いつものコースより短くシンプル、しかし良くライン取りを考えなければスムーズには走れないという、いじわるな設定のコースを2台が同時に攻めます。ちらちら相手の走る姿が視線の端に入ってきて、余計なことを考えてしまう…というのもツインコースの悩ましいところ。

画像3: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

前半は2人とも同じようなタイミングでセクションをクリア、後半はVTRの軽快さを活かしてやや「くま子」選手がリード。XJRのパワーを活かした加速で差を詰めて「ネイサン」選手も追いすがるが、なんとかリードを守りきって「くま子」選手が見事に勝ち抜き! まず1勝! 勝ち名乗りを受けて、嬉しさのあまり拳を突き上げております。

画像4: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

約100台で3つのトーナメントを行うタイトなタイムスケジュールの都合で、ちゃきちゃき競技が進行するから、あっという間に「くま子」選手のトーナメント2戦目が回って来ました。自称セロー大好き人間こと「カネト」選手が対戦相手。マシンはセロー250ファイナルエディションのモタード仕様。

画像5: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

「くま子」選手と「カネト」選手、お互いノービスながらも大会出場経験も結構ある2人なので、スタート直後から僅差でほぼ並んで走る白熱した争いに。序盤は「カネト」選手がややリード!

画像6: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

しかしコースの奥で折り返した後の後半では「くま子」選手が追い上げ、ゴール前の回転セクション勝負に! しかし「くま子」選手、ここでややラインがはらんでしまい、おまけにパイロンタッチもして勝負あり。いいバトルだったけど、残念ながら敗退ということに。

画像7: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

「くま子」選手は敗退して直接対決はなくなりましたが、ジムカーナデビュー戦で、ツインコースでのトーナメントなんて異例の大会に出ることになっちゃった「ドギン」選手にも、ついに対戦の順番がやってきました。「ドギン」選手と戦ったのは、埼玉県から来た「山猫曹長」選手。CB250Rで走ります。

画像8: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

「ドギン」選手、すでにプラクティスで1回走ってコースが頭に入っていることが確認できたからか、スタートから余裕を感じさせる走り? 一方「山猫曹長」選手はスタート直後、いきなりパイロンにタッチしてペナルティを受け苦しい戦いに。

画像9: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

そして2台が相次いでゴール。終始落ち着いて危なげなくコースを走りきった「ドギン」選手の勝利! 勝ち名乗りを受けたのがさすがに嬉しかったのか、軽くガッツポーズしたりなんかして。

画像10: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

初戦で勝った「ドギン」選手はコースもすっかり頭に入り、初心者だけにジムカーナで走れば走るだけ経験値が上がるから上り調子でイケイケ! 今度の対戦相手は、三重県から遠征して来た「タンビーナ」選手。マシンはジムカーナ仕様に仕上げられたMT-03。

画像11: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

絶好調なはずの「ドギン」選手、スタート直後からキビキビとパイロンを縫って走る「タンビーナ」選手のMT-03に先行を許してしまうと、その直後、覚えたはずのコースを見失って一瞬迷ってしまって痛恨のタイムロス! 

画像12: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

後に本人が語ったところでは、ジムカーナの走り方がなんとなくわかって、ちょっと色気が出たところに、リードされて頭が真っ白になった…ということのようで。すぐにリカバーして走り出したけど、トーナメント用の短いコースだけにその差は致命的で、「ドギン」選手もここでトーナメント敗退! うーん、ジムカーナするにはノーマルのGSRだとバンク角が足りないかな…。 

画像13: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

ということで1勝はしたけど、どっちもトーナメント2戦目で敗退、ついに直接対決は実現しなかった「ドギン」選手と「くま子」選手。結局、どっちが速いんだ? という問題はベストタイムで決めましょうか。この大会はトーナメント以外に、全員が走る機会のあるプラクティスとトーナメント1戦目のタイムでの順位も出ているんでね。えーと、「ドギン」選手&GSR250のベストタイムは43秒243。これはトーナメント1戦目でのタイムです。

画像14: <ジムカーナ>関東事務茶屋杯ジムカーナ、ツインコースでの「ドギン」VS「くま子」対決、ついに決着? やっぱり経験者は速かった?【後編】

そして「くま子」選手&VTR250のベストタイムは、40秒540! 2秒以上の圧倒的な差で「くま子」選手の勝ち! これもトーナメント1戦目です。これはこの日のNクラス全体でも36台中8位という立派な成績、もう少しで6位入賞だもん。ちなみに「ドギン」選手はNクラス21位でした。プラクティスのタイムでは、「ドギン」選手の方が速かったんですけどねぇ。さすが「くま子」選手はジムカーナ経験値が違います、オートバイ編集部関係者でジムカーナ最速、ということで異存はございません。

そういえばドギン選手、わざわざ野次馬しに来たwebオートバイのニシノ編集長に、GSR250を「遅いから壊れてるのかと思った」なんて言われたからか、最近ジムカーナ用マシンを探してるとかいないとか。次の「くま子」VS「ドギン」対決はあるのかなぁ。

ちなみに、この事務茶屋杯最終戦は、YouTubeでオートバイ杯などの配信中継をしている「ラムカーナチャンネル」で配信されていたため、現在もそのアーカイブを見ることが可能。「くま子」「ドギン」両選手の対戦の模様を見ることができます。

大会丸ごと無編集映像なので長いんですが、「くま子」選手の1戦目は1時間45分頃、2戦目は1時間49分頃。「ドギン」選手の1戦目は1時間55分頃、2戦目は2時間8分頃でございます。

レポート:小松信夫

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