瞬く間にツーリングアイテムの定番となった、スマホホルダー。近年は充電機能を持つ製品も増えてきている。老舗オートバイ用品メーカー・デイトナの「ワイヤレスチャージャー スマートフォンホルダー+e」を実際に使ってみたぞ!
文:太田安治/写真:南 孝幸

デイトナ「ワイヤレスチャージャー スマートフォンホルダー+e」テスト&レポート

画像: DAYTONA Wireless Charger Smart Phone Holder +e ホルダー調整幅:上下131〜180mm、左右64〜90mm、厚み6〜18mm 税込価格:8250円

DAYTONA Wireless Charger Smart Phone Holder +e

ホルダー調整幅:上下131〜180mm、左右64〜90mm、厚み6〜18mm

税込価格:8250円

スマホのホールドと充電を同時に!

バッテリー残量を心配せずにナビアプリを活用するためには、USB電源から常時給電することが必要。ただ、スマホホルダーとUSBソケットの両方を装着するとハンドル周りがゴチャ付き、スマホ脱着時にケーブルを抜き差しする手間もかかる。そこで各種のホルダー/USB電源を展開しているデイトナが新発売したQi(チー)規格のワイヤレス給電機能付きホルダーを試してみた。

ホルダーはハンドルにクランプ(挟み込み)して装着する仕様で、パイプ径22.2mm、25.4mm、28.6mmに対応。首振り機構と回転機構を備えているので見やすい角度に取り付け可能。左側のアームはスマホの長さに合わせるスライド調整式で、右側の保持部分のスプリング張力と合わせてガッチリ確実に保持できる。

電源は車体側の12Vから取るが、フロントブレーキスイッチから電源を取るギボシ端子付きのハーネスが付属しているのでDIY装着も難しくない。Qi規格対応のiPhone 13とギャラクシーノートで試したが、ホルダーにスマホを載せるとLEDパイロットランプが点灯して自動的に給電を開始した。ホルダー側のスイッチで給電を止めることもできるから過充電の心配もない。

ナビアプリを多用するツーリングや、インカム接続で電話や音楽を聴く機会の多いライダーなら選んで間違いないアイテムに仕上がっている。

画像: ホルダー中央部がワイヤレス給電のパッドになっている。USBケーブルのように抜き差しで接点を傷めることがなく、防水性も高い。

ホルダー中央部がワイヤレス給電のパッドになっている。USBケーブルのように抜き差しで接点を傷めることがなく、防水性も高い。

画像: 給電中は青いLEDランプが点滅する。物理スイッチを備えているので、過充電対策として給電を止めることも簡単だ。

給電中は青いLEDランプが点滅する。物理スイッチを備えているので、過充電対策として給電を止めることも簡単だ。

画像: クランプマウントには首振り機構があり、工具なしで360°回転させられるホルダー部と併せて装着位置、角度を自在に調整可能。

クランプマウントには首振り機構があり、工具なしで360°回転させられるホルダー部と併せて装着位置、角度を自在に調整可能。

画像: フロントブレーキのストップランプスイッチから+電源、車体アースから−電源を取るギボシ端子付きケーブルが同梱されている。

フロントブレーキのストップランプスイッチから+電源、車体アースから−電源を取るギボシ端子付きケーブルが同梱されている。

画像: ワイヤレス充電機能付きのスマホホルダーは本当に使えるのか? デイトナ「ワイヤレスチャージャー スマートフォンホルダー+e」使用レビュー

テスター太田安治の欲張りリクエスト

車体側から12V電源を取る仕様なので、USB端子が付いていればQi非対応のスマホにも使えて汎用性が増しそう。クランプ固定だけではなく、ステムホールに差し込むタイプのマウントも用意して欲しい。

文:太田安治/写真:南 孝幸

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