2019年には2日間で500台あまりが参加していたが、今回は愛車とともに参加できる参加台数を1日200台に制限。とはいえ3年ぶりの開催だけに、全国各地から熱心なカブオーナーたちが集まり、さらにギャラリーも続々とやってきて会場はこの賑わい。
CT125やスーパーカブ110をはじめとする、現行モデルのスーパーカブシリーズはもちろんのこと。
長い歴史のルーツである初代モデル、スーパーカブC100をはじめ、時代とともに進化していった歴代モデルたちや。
もはや原型を留めないほどに徹底的にいじられた個性的なカスタム車もあれば。
さまざまなアイデアで、実用性をさらに向上させる方向を追求したカスタムを施されたものまで、多様なカブがウエルカムプラザの周囲を埋め尽くした。
午後にはバイクフォーラムを開催。TVア二メ「ス一パーカブ」で主人公の小熊役を演じた声優の夜道 雪さんと礼子役の七瀬彩夏さん、プロデューサーの伊藤 敦さん、そしてホンダから現行スーパーカブの開発責任者代行の瀬川健太郎さんを迎えたトークショーが行われた。
夜道さんたちが、TVア二メ「ス一パーカブ」で、ロケハンに実車のカブを持っていった話やアフレコの様子なんていう裏話が。ホンダの瀬川さんからは新型スーパーカブ110の開発秘話が明かされ、会場に集まった参加者やギャラリーも大いに盛り上がった。
そして最後は「カフェカブミーティング in 青山」のメインイベント、200台の参加車の中から投票で決まる「スーパーカブコンテスト」の表彰式。
遠来賞、最年長賞、最年少賞、ゲスト賞などの表彰の後、6位から順に発表。15日のコンテストで見事1位となったのは、神奈川県の「隊長」さんのクロスカブ110だった。
そして協賛各社が提供する恒例の豪華なプレゼントが用意されたジャンケン大会でイベントは終了。秋の一日、久々にカブ乗り同士で楽しむ1日を終えて、参加者たちは帰路に着いた。
レポート:小松信夫