2022年10月での生産終了が発表されたホンダのCB400スーパーフォア。しかし! これで「ヨンヒャク4気筒」もおしまいか…と考えるにはまだ早いようだ。なんと、ホンダはこのセグメントに「大物」を用意している、との噂があるのだ! 早速気になるその詳細に迫る!
CG:宮窪伸治
※この記事は月刊『オートバイ』2022年9月号の掲載記事をweb用に再編集したものです。

これがCB400後継機!? 直4搭載のロードスター

画像1: CG:宮窪伸治

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2022年4月に、10月生産分で生産を終了することがアナウンスされたCB400スーパーフォア。関係者の間では、次の400cc4気筒CBはないもの、と思われてきたが、実はそうでもないようだ。

今回、車名にCB500も入れているが、実はホンダは海外で500ccの4気筒モデル登場の噂があり、日本ではその400cc版となるグローバルモデルが出るのでは、という噂があるのだ。CB400SFはほぼ国内専用モデルだったが、次期CBは海外にも通用するコンセプトの4気筒モデルになりそうだ。

画像: Honda DREAM CB400FOUR(1974年)

Honda DREAM CB400FOUR(1974年)

画像: Honda CB400FOUR(1997年)

Honda CB400FOUR(1997年)

そこで今回予想したのがCB400フォアのリバイバル。登場が予想される2024年は、ちょうどヨンフォアの50周年にあたるメモリアルイヤー。海外での人気も期待できそうだ。1997年の水冷版に続く「3度目のヨンフォア登場」なるか!?

海外では500、国内仕様は400での登場か?

画像2: CG:宮窪伸治

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今回の次期CB400/500フォアは、中国で水冷並列4気筒を搭載した500ccモデルが開発されている、という噂から本誌が予想したモデル。実際のコンセプトはまだ分からないが、CB400フォアの50周年は歴史を付加価値にする意味でも有効だろう。また、中国では現在Z900RSの人気が高いというのも、ヨンフォアのリバイバル版を予想した理由のひとつだ。

画像: 海外では500、国内仕様は400での登場か?

1990年代のネイキッドブームの際に登場したCB400SFは、日本人をターゲットに開発されたモデル。このブームのきっかけになったカワサキのゼファー(400)も同様で、日本の販社による企画だった。それから30年あまり。現在では、丸目1灯に並列4気筒エンジンを持つネイキッドスタイルは世界的に受け入れられている。

海外では500ccで発売し、日本の普通免許ライダーに向けて400ccも提案、という展開は、CBR400Rなどでも実際に行われている手法。グローバル化して復活したモンキー125やダックス125のように、CB400/500フォアにもぜひ登場を期待したい。

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※この記事は月刊『オートバイ』2022年9月号の掲載記事をweb用に再編集したものです。

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