独特のサウンド、ビートと強力なパワーを誇る、トライアンフの3気筒ユニットを搭載する「ロードスター」ファミリーの頂点に立つモデルがスピードトリプル1200。今回はストリートファイターのRS、優美なカウル付きのRRの2台を同時試乗しながら、それぞれの魅力を掘り下げてみよう。
文:佐川健太郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

トライアンフ「スピードトリプル1200RS」ライディングポジション・足つき性

シート高:830mm
ライダーの身長・体重:179cm・73kg

画像: トライアンフ「スピードトリプル1200RS」ライディングポジション・足つき性

シート高はやや高めでサスペンションも比較的ハード設定で沈み込みも少なめ。足つきは両足のヒザが軽く曲がる程度。バーハンドルはネイキッドとしては低めの設定で、上体が軽く前傾するストリートファイターらしいライポジだ。

トライアンフ「スピードトリプル1200RR」ライディングポジション・足つき性

シート高:830mm
ライダーの身長・体重:179cm・73kg

画像: トライアンフ「スピードトリプル1200RR」ライディングポジション・足つき性

垂れ角が付いたクリップオンハンドルに、ステップ位置も若干アップ&バック気味とするなど、RSに比べるとだいぶレーシーなライポジ。電制サスのおかげか、乗車1Gでの沈み込み量は多めで足つきもRSより若干良い。

トライアンフ「スピードトリプル1200RS」注目ポイント

画像: 1158cc3気筒ユニットは歴代最強となる180PSのパワーを発揮。トルクも大幅に増強され、扱いやすさも増した。

1158cc3気筒ユニットは歴代最強となる180PSのパワーを発揮。トルクも大幅に増強され、扱いやすさも増した。

画像: 5インチTFTメーターを採用。ライディングモードは5種類で、スマホコネクト機能はナビや音楽の操作が可能。

5インチTFTメーターを採用。ライディングモードは5種類で、スマホコネクト機能はナビや音楽の操作が可能。

画像: 倒立フォークはオーリンズのNIX30、ブレーキキャリパーはブレンボのStylemaと一流パーツで固めている。

倒立フォークはオーリンズのNIX30、ブレーキキャリパーはブレンボのStylemaと一流パーツで固めている。

画像: リアショックもオーリンズのTTX36。スイングアームはガッチリしたモノアーム。装着タイヤはメッツラー製だ。

リアショックもオーリンズのTTX36。スイングアームはガッチリしたモノアーム。装着タイヤはメッツラー製だ。

トライアンフ「スピードトリプル1200RR」注目ポイント

画像: 美しさと斬新さ、レトロ感を併せ持ったロケットカウル。デザインはイタリアのR・フラスコーリ氏だ。

美しさと斬新さ、レトロ感を併せ持ったロケットカウル。デザインはイタリアのR・フラスコーリ氏だ。

画像: RRはオーリンズの電子制御サスを標準装備。走行状況に合わせた最適な減衰調整が可能で、乗り心地も快適。

RRはオーリンズの電子制御サスを標準装備。走行状況に合わせた最適な減衰調整が可能で、乗り心地も快適。

画像: フロントフォークは43mm径のオーリンズ製。ブレーキまわりはRS同様だが、装着タイヤはピレリ製となっている。

フロントフォークは43mm径のオーリンズ製。ブレーキまわりはRS同様だが、装着タイヤはピレリ製となっている。

画像: コンパクトなサイレンサーは3気筒独特のハスキーなサウンドを奏でる。リアのホイールトラベルは余裕の120mm。

コンパクトなサイレンサーは3気筒独特のハスキーなサウンドを奏でる。リアのホイールトラベルは余裕の120mm。

トライアンフ「スピードトリプル1200RS」主なスペック・価格

全幅×全高790×1090mm
ホイールベース1445mm
シート高830mm
車両重量199kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量1158cc
ボア×ストローク90.0×60.7mm
圧縮比13.2
最高出力180PS/10750rpm
最大トルク125N・m(12.75kgf・m)/9000rpm
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
キャスター角23.9゜
トレール量104.7mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク
メーカー希望小売価格203万円(消費税10%込)

トライアンフ「スピードトリプル1200RR」主なスペック・価格

全幅×全高760×1120mm
ホイールベース1440mm
シート高830mm
車両重量200kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量1158cc
ボア×ストローク90.0×60.7mm
圧縮比13.2
最高出力180PS/10750rpm
最大トルク125N・m(12.75kgf・m)/9000rpm
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
キャスター角23.9゜
トレール量104.7mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク
メーカー希望小売価格228万5000円(消費税10%込)

トライアンフ「スピードトリプル1200RS」公式動画

画像: 【公式動画】All-New Triumph Speed Triple 1200 RS – Global Reveal www.youtube.com

【公式動画】All-New Triumph Speed Triple 1200 RS – Global Reveal

www.youtube.com

トライアンフ「スピードトリプル1200RR」公式動画

画像: 【公式動画】New Triumph Speed Triple 1200 RR – Global Reveal www.youtube.com

【公式動画】New Triumph Speed Triple 1200 RR – Global Reveal

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トライアンフ「スピードトリプル1200RS」「スピードトリプル1200RR」キャンペーン情報

憧れのロードスターを堪能できる! 「Owner体験キャンペーン」

トライアンフは、スピードトリプル1200RSとスピードトリプル1200RRの2台を、オーナー気分でじっくり試乗できる「Owner体験キャンペーン」を開始。当選者は2022年9月以降にRSかRR、いずれかのモデルを約2週間モニターすることができ、その魅力を存分に楽しめる。応募や詳細については、トライアンフジャパンのホームページを参照してみよう。

文:佐川健太郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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