洗車後に行なう「コーティング」は、クルマのみならずバイクにも有効だ。この記事では、施工が簡単で効果がはっきりと分かるおすすめの製品を紹介しよう。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

ワコーズ「バリアスコート」テスト&レポート

画像: WAKOS Various coat 税込価格:4,070円 容量:300ml

WAKOS Various coat

税込価格:4,070円
容量:300ml

簡単施工で深い艶と撥水性を発揮!

オートバイの外装ケアは、シャンプーで油と泥の汚れを洗い流してからコンパウンド系ケミカルでクスミの元になる小傷を落とし、最後にワックスまたはコーティング剤で表面を処理するという流れ。艶の美しさや保護能力は最後の表面処理、つまりワックスまたはコーティングの質に大きく左右される。

これまでに数多くのケミカルを試してきた中で、個人的に信頼しているのがワコーズの「バリアスコート」。今回は配合成分が変更された新型を試してみた。

作業はシャンプー洗車で油汚れを落としてから、施工面または付属のマイクロファイバークロスにスプレーして擦り込むように薄く塗り伸ばし、面を変えたクロスで拭き上げるだけ。

拭きムラがあれば付属のクロスを濡らしてから固く絞り、軽く拭き上げればいい。旧タイプよりも伸びがいいので使用量も減らせそうだ。ちなみに自分のニンジャ1000のカウル類全部とタンク、スクリーンに20回以上施工しているが、まだ1/3程度は残っている。

撮影後に自宅にあった旧タイプと使い比べてみたところ、色の濃い部分と無塗装樹脂部分の艶は新型が勝る。耐久性に関してはまだ判断できないが、旧タイプでも2カ月に一度程度の施工で済んだので同等以上なら不満なし。使いやすさと効果、施工可能な回数を考えれば価格も納得。「迷ったらこれ!」の1本だ。

画像: 洗車後の水分が残っている状態でも施工可能。オートバイに施工する場合は付属のクロスにスプレーしてから塗り伸ばすと無駄なく使える。

洗車後の水分が残っている状態でも施工可能。オートバイに施工する場合は付属のクロスにスプレーしてから塗り伸ばすと無駄なく使える。

画像: バリアスコートをスプレーしたクロスとは違うクロスに変えて拭き上げる。できるだけ薄くのばすように拭き上げることがポイント。

バリアスコートをスプレーしたクロスとは違うクロスに変えて拭き上げる。できるだけ薄くのばすように拭き上げることがポイント。

画像: 直接光を当てると塗装面、無塗装樹脂面ともに艶が出て色の濃さが増している。1回のみの施工でこれだけの差が出た。

直接光を当てると塗装面、無塗装樹脂面ともに艶が出て色の濃さが増している。1回のみの施工でこれだけの差が出た。

画像: 霧吹きを使って水弾きをチェック。施工面は撥水力が強くなっているので水滴が小さく、息を吹きかけるとコロコロと流れ落ちる。

霧吹きを使って水弾きをチェック。施工面は撥水力が強くなっているので水滴が小さく、息を吹きかけるとコロコロと流れ落ちる。

画像: 愛車を簡単コーティング! ツヤを復活&撥水性を高めるワコーズ「バリアスコート」をレビュー

テスター太田安治の欲張りリクエスト

プロのメカニックや洗車マニアにも定評のある製品。新型は施工のしやすさ、仕上がりの艶ともに向上している。最初に4000円を超える価格を見ると高いと感じるが、施工回数の多さを実感すれば気にならなくなる。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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