スクーターやフルカウルスポーツバイクなどカウルの面積が大きなバイクは、樹脂パーツがどうしても経年劣化してしまい、月日とともに輝きを失っていく。この記事では、未塗装樹脂パーツの輝きを取り戻せるユニークな製品を紹介しよう。セルフメンテで簡単に実践可能だ。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

シュアラスター「レジンコーティング」テスト&レポート

Surluster レジンコーティング

価格:オープン(実勢価格1,600円前後)

未塗装樹脂パーツの白ボケが艶やかな黒に復活

大量生産しやすい樹脂パーツはオートバイの外装にも多用されている。金属パーツより軽量で錆に強く、複雑な形状でも製造コストが安いといったメリットがあるからだ。

対してデメリットは徐々に艶が失われて白っぽくなること。特にバックミラーやウインカーのボディ、リアフェンダー、スクーターのフロアといった黒い部分が白ボケするとヤレた雰囲気になってしまう。

これを解消する手軽で確実な方法がコーティング剤の塗布。中でも耐久性の高さで評価されているのがシュアラスターのレジンコーティングだ。

洗車して施工部分の汚れを落として乾燥させ、付属のスポンジに本液剤を付けてから均一に塗り伸ばすだけ。最後に付属のマイクロファイバークロスで軽く拭き上げれば塗りムラが消えて均一な仕上がりになる。

スクーターのフロアボードで試したところ、劇的と言っていいほどの効果を発揮。マットグレーのような色合いが、新車時の艶やかなブラックに戻った。

さらにこの製品は造膜硬化タイプで皮膜に厚みがあり、伸縮性に富んだコーティング層を形成することが特徴。気温によって収縮/膨張する樹脂パーツに皮膜が追従し、紫外線吸収剤の配合と併せて効果が約6カ月持続するとのこと。12mlと少容量だが、驚くほど伸びがいいので1本でかなり広い面積に施工できることを付け加えておく。

画像: 「本当に新車の時は黒かったの?」と疑いたくなるフロアパネルでテスト。液剤が表面の凹凸に吸い込まれるように入って艶が蘇った。

「本当に新車の時は黒かったの?」と疑いたくなるフロアパネルでテスト。液剤が表面の凹凸に吸い込まれるように入って艶が蘇った。

画像: 一度塗り広げただけでもこれだけの差が出る。完全に乾いて密着するまで、施工後24時間は触らないこと。

一度塗り広げただけでもこれだけの差が出る。完全に乾いて密着するまで、施工後24時間は触らないこと。

画像: シュアラスター製品、こちらもおすすめ 車体全体の汚れ落としとコーティングが同時に行える「ゼロフィニッシュ」は大ヒット商品。超極細繊維を使ったマイクロファイバークロスも家庭用とはまるで違う使いやすさだ。

シュアラスター製品、こちらもおすすめ

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画像: 未塗装樹脂パーツの黒さを激的復活! セルフで簡単にできるレジン・コーティング

テスター太田安治の欲張りリクエスト

施工しやすくて白ボケ解消・艶復活効果は抜群。これで効果が半年間持続するなら超優秀。施工できる面積と、スポンジ、クロスの付属を考えれば価格も納得。あえて言うならパッケージの絵が少し微妙かな(笑)

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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