イタリアのバイクブランド「F.Bモンディアル」が東京モーターサイクルショー2022に初出展! 日本で輸入販売元を務める株式会社アイビーエスの方にあれこれ聞いてきました。250ccモデル2台のレポートと、日本で購入できる現行ラインナップを紹介します。
文・写真:石神邦比古

F.Bモンディアル「スポーツクラシック300」各部装備・主なスペック・価格

画像: 8500回転で最高出力17kWを発揮するSOHC4バルブ単気筒エンジン。最大トルクが22N・m/6500rpmと中低速域で使いやすい出力特性に思われます。

8500回転で最高出力17kWを発揮するSOHC4バルブ単気筒エンジン。最大トルクが22N・m/6500rpmと中低速域で使いやすい出力特性に思われます。

画像: 右サイドに2本出しされた特徴的なマフラー。スポーツクラシック125も同形状のマフラーが装着されています。

右サイドに2本出しされた特徴的なマフラー。スポーツクラシック125も同形状のマフラーが装着されています。

画像: 4ピストンラジアルキャリパーを装着したフロントブレーキはABSを標準装備。デザイニッシュなウェーブブレーキディスクはΦ280mm。タイヤはフロント・リアともに17インチを採用。

4ピストンラジアルキャリパーを装着したフロントブレーキはABSを標準装備。デザイニッシュなウェーブブレーキディスクはΦ280mm。タイヤはフロント・リアともに17インチを採用。

画像: フロントフォークは倒立タイプを採用。インナーチューブはΦ40mmでトラベル量は97mm。

フロントフォークは倒立タイプを採用。インナーチューブはΦ40mmでトラベル量は97mm。

画像: リアブレーキは1ピストンフローティングキャリパーを装着し、フロント同様のウェーブディスクはΦ220mm。ABSを標準装備。

リアブレーキは1ピストンフローティングキャリパーを装着し、フロント同様のウェーブディスクはΦ220mm。ABSを標準装備。

画像: リザーバータンクの付いたリアサスペンションはツインショック式で、トラベル量は120mm。

リザーバータンクの付いたリアサスペンションはツインショック式で、トラベル量は120mm。

画像: クラシカルかつスポーティーな雰囲気を演出するフロントカウルにはヘッドランプとポジションランプを組み合わせた独特な形状のヘッドライトを装備。小ぶりなウィンカーもバルブ式。

クラシカルかつスポーティーな雰囲気を演出するフロントカウルにはヘッドランプとポジションランプを組み合わせた独特な形状のヘッドライトを装備。小ぶりなウィンカーもバルブ式。

画像: コンパクトな丸形液晶メーターは時速、回転数、オド、時計、水温、ガソリン残量などの情報を表示。メーターの外側の窪みにはニュートラル、ウインカー、ガソリン残量警告灯などのインジケーターランプが並んでいます。

コンパクトな丸形液晶メーターは時速、回転数、オド、時計、水温、ガソリン残量などの情報を表示。メーターの外側の窪みにはニュートラル、ウインカー、ガソリン残量警告灯などのインジケーターランプが並んでいます。

画像1: バイクメーカー「F.Bモンディアル」とは? 日本で125cc・250ccモデルの展開を本格スタート! 2022年のラインナップを一挙紹介
画像2: バイクメーカー「F.Bモンディアル」とは? 日本で125cc・250ccモデルの展開を本格スタート! 2022年のラインナップを一挙紹介
画像: 燃料タンク容量は9.5L。20世紀半ばのレーシングマシンを想起させる造形の燃料タンクは、シンプルながら現代風なデザインにまとめられています。

燃料タンク容量は9.5L。20世紀半ばのレーシングマシンを想起させる造形の燃料タンクは、シンプルながら現代風なデザインにまとめられています。

画像: シートはタンデムシートカウルが装着され、タックロールの入ったライダーシートが二重になっているなどデザインにも力が入っています。タンデムステップは標準装備され、シートカウルを取り外すだけで簡単にタンデム仕様に変更することが可能。

シートはタンデムシートカウルが装着され、タックロールの入ったライダーシートが二重になっているなどデザインにも力が入っています。タンデムステップは標準装備され、シートカウルを取り外すだけで簡単にタンデム仕様に変更することが可能。

画像: コンパクトなテールランプはLED。ウィンカーはフロント同様バルブ式です。ナンバーはスイングアームからマウントされています。

コンパクトなテールランプはLED。ウィンカーはフロント同様バルブ式です。ナンバーはスイングアームからマウントされています。

主なスペック・価格

全長×全幅×全高2009×800×1146mm
ホイールベース1360mm
最低地上高130mm
シート高804mm
車両重量153kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク77×53.6mm
圧縮比11.5
最高出力17.0kW/8500rpm
最大トルク22.5N・m/6500rpm
燃料タンク容量9.5L
変速機形式6速リターン
タイヤサイズ(前・後)100/80-17・130/70-17
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格58万800円(消費税10%込)

F.Bモンディアル「Hps300」各部装備・主なスペック・価格

画像: スポーツクラシック300同様、249ccSOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。スペックも同等。

スポーツクラシック300同様、249ccSOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。スペックも同等。

画像: マフラーはスポーツクラシック300と同形状となっていますが、Hps300はカウルがなく、ブロックパターンのタイヤを装着しているため、スクランブラーのような印象を受けます。

マフラーはスポーツクラシック300と同形状となっていますが、Hps300はカウルがなく、ブロックパターンのタイヤを装着しているため、スクランブラーのような印象を受けます。

画像: フロントが18インチでブロックパターンのタイヤを装着。キャリパーは4ピストンラジアルマウントでABSを標準装備し、スタンダードな円形ブレーキディスクはΦ280mm。

フロントが18インチでブロックパターンのタイヤを装着。キャリパーは4ピストンラジアルマウントでABSを標準装備し、スタンダードな円形ブレーキディスクはΦ280mm。

画像: ヘッドライト・ウィンカーの形状はスポーツクラシックと同じ。フロントフェンダーはタイヤ形状にあったものが装着されています。

ヘッドライト・ウィンカーの形状はスポーツクラシックと同じ。フロントフェンダーはタイヤ形状にあったものが装着されています。

画像: メーターはスポーツクラシック300と共通ですが、ハンドルは位置の低いテーパーハンドルを採用。ネイキッドモデルとしてはやや前傾のライディングポジションに感じます。

メーターはスポーツクラシック300と共通ですが、ハンドルは位置の低いテーパーハンドルを採用。ネイキッドモデルとしてはやや前傾のライディングポジションに感じます。

画像: ミラーはバーエンドタイプを採用。

ミラーはバーエンドタイプを採用。

画像: タンクもスポーツクラシックのベースモデルなので形状は同じ。容量も変わらず9.5Lとなっています。

タンクもスポーツクラシックのベースモデルなので形状は同じ。容量も変わらず9.5Lとなっています。

画像: Hps300はタンデムシートカウルは装着されてません。スポーツクラシック300のタンデムシートカウルを取り外すとこのシートが現れます。シート高は790mmとスポーツクラシック300よりも低い設定。

Hps300はタンデムシートカウルは装着されてません。スポーツクラシック300のタンデムシートカウルを取り外すとこのシートが現れます。シート高は790mmとスポーツクラシック300よりも低い設定。

主なスペック・価格

全長×全幅×全高2025×710×1050mm
ホイールベース1360mm
最低地上高145mm
シート高790mm
車両重量149kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク77×53.6mm
圧縮比11.5
最高出力17.0kW/8500rpm
最大トルク22.5N・m/6500rpm
燃料タンク容量9.5L
変速機形式6速リターン
キャスター角26°
トレール量53.5mm
タイヤサイズ(前・後)100/90-18・130/80-17
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格
2021年モデル53万7900円(消費税10%込)
2022年モデル57万6400円(消費税10%込)

文・写真:石神邦比古

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