カワサキ製EVスポーツバイクは完成間近か?
![画像: Kawasaki EV二輪研究車 研究試作車・2021年10月公開](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/12/23/e610782571874fe84dad7f10de8b4d1e8548624b_xlarge.jpg)
Kawasaki EV二輪研究車
研究試作車・2021年10月公開
4速マニュアル採用の本格EVスポーツ
ハイブリッドモデルや水素エンジンの開発も進めているカワサキ。なかでも現在もっとも普及が早そうだと目されているのがEVだ。車体が小さく、バッテリーの搭載量に制約のある二輪の世界では、航続距離に見合ったスクーター型やビジネスモデルなどのEVが盛んだが、スポーツモデルを重視するカワサキは早くからEVスポーツの開発に着手、2019年のEICMA(ミラノショー)では旧型ニンジャ250の車体を用いた実験車両の映像が公開されて話題となった。
2021年10月にカワサキが公開したEV研究車は、そのときの実験車両と同タイプのもの。現在は進化して別の車両で研究が進んでいるそうだが、この車両の完成度もかなりのレベル。市販・普及に向けてどのような進化を遂げるのかにも注目だ。
![画像: カウルが付いた状態での展示は2021年10月が初めて。外装パーツやホイールは前モデルのニンジャ250をベースとしたものを使用する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/12/23/519a6b7021665832f999dd6dacf65a460ad7e4c9_xlarge.jpg)
カウルが付いた状態での展示は2021年10月が初めて。外装パーツやホイールは前モデルのニンジャ250をベースとしたものを使用する。
![画像: トップブリッジは旧型ニンジャ250用と同じ。2D製の大型液晶メーターの左右には各種インジケーターが並んでいる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/12/23/dcb247ceb81dd0a0e6c7ab865889792c7d7b10db_xlarge.jpg)
トップブリッジは旧型ニンジャ250用と同じ。2D製の大型液晶メーターの左右には各種インジケーターが並んでいる。
![画像: スイッチボックスは旧型ニンジャ1000用と同タイプ。その下には回生ブレーキ用のレバーが備わっている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/12/23/07188fcf811a4dbba77aedecbf1cf38ce969568a_xlarge.jpg)
スイッチボックスは旧型ニンジャ1000用と同タイプ。その下には回生ブレーキ用のレバーが備わっている。
![画像: 「機能車」というステッカーが開発用の実車であることを物語る。スイッチボックスは旧型ニンジャ250用と同じ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/12/23/e20c1a9cdf106dcef72be41a3050c362d1659dbb_xlarge.jpg)
「機能車」というステッカーが開発用の実車であることを物語る。スイッチボックスは旧型ニンジャ250用と同じ。
![画像: トレリスフレームで抱え込むようにマウントされるのは大型バッテリー。この容量が航続距離や出力などに大きく影響する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/12/23/1b0aa00f439babf669acfd963d48788354c5d11a_xlarge.jpg)
トレリスフレームで抱え込むようにマウントされるのは大型バッテリー。この容量が航続距離や出力などに大きく影響する。
![画像: タンクカバー左のヒンジを開けると充電ソケットが顔を出す。下の物はCHAdeMO方式に対応した急速充電用ソケット。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/12/23/10b19dc6c691ac324bc6bd1e5653c34a5d25c773_xlarge.jpg)
タンクカバー左のヒンジを開けると充電ソケットが顔を出す。下の物はCHAdeMO方式に対応した急速充電用ソケット。
2019年にEICMAで発表されたモデルはこちら
![画像1: カワサキの電動バイクは開発が着々と進行中! 2019年に初公開された「EV PROJECT」と2021年10月に公開されたモデルを比較](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/12/23/02c93ba9533d5a0c0e39fc40e92066417eb0787b_xlarge.jpg)
2019年のEICMAでカワサキが突如発表、ストリップモデルを展示した車両がこちら。フレームなどの基本骨格や、ライダーが自主的に行う回生ブレーキ機構など、メカニズム的には今回公開されたEV研究車と同じものだが、スイングアーム形状や4速トランスミッションのチェンジリンクなど、細部は若干異なっている。
![画像2: カワサキの電動バイクは開発が着々と進行中! 2019年に初公開された「EV PROJECT」と2021年10月に公開されたモデルを比較](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/12/23/26995f1945508f9a37fb1eae1c76f1e3960adc97_xlarge.jpg)
まとめ:オートバイ編集部