SSTRでも見かけたんだけど、タンデムでキャンプツーリングを楽しむ人って結構いるのよ。しかも同じ二輪なんだからカブでも出来るはず。ということで、SNSなどで活躍するELISさんにご協力いただいて、タンデムキャンプツーリングに行ってきたぞ。

ナウなヤングとキャンプだぜ

いつもはおっさん同士でキャンプにいくんだけど、今回はヤングガールと行くんだぜ。おっさんタンデムでは見てる人も心が辛くなるからね。
んで、タンデムでどうキャンプ道具を積むのかについては、イトーKTさんのスライドキャリアを活用して挑戦するのだ。

このオールカブスライドキャリア。釣りとかツーリングで大活躍。とはいえ普通に使ってると最後端までスライドさせることがないのよね。
なので今回はスライドキャリアの全力を試してみるぜ。

ご協力いただいたのはバイク女子のELISさん

さて、タンデムに協力していただくのは、旅リポライダーのELISさん
YouTubeやインスタなんかで活躍中。FASTHOUSEのアンバサダーだったりもするよ。

というわけで申し訳ありませんが何卒宜しくお願いします。

ELISさん

みなさん初めまして! エリスです。
今は西日本をバイクで旅してるんですけど、ワカバヤシさんから面白そうなキャンプ誘われたんで、九州からひょっこりやってきました!笑

楽しみ!!!

いやほんとありがとうございます。

ELISさんの各種SNSはコチラ。

ちなみに西日本旅の模様は、レッドバロンのオウンドメディア「ForR」で連載してるよ。

画像: for-r.jp
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目的地は豊田市足助町、いわゆる香嵐渓

さて、目的地は香嵐渓なんだけど、東海地方の人にはおなじみだと思う。

画像: 豊田市足助観光協会 SHORT Ver www.youtube.com

豊田市足助観光協会 SHORT Ver

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特に紅葉が全国的にも有名で、名古屋からも近いのよ。一時間ほど走るだけで絶景ゲット、素晴らしいね。タンデムキャンプであまり過酷な距離だと、ELISさんに申し訳ないかんね。

そんな香嵐渓に一の谷っていう有名な料理屋さんがあって、2021年12月からテントサイトをオープンさせるということでモニター募集してたのよ。で、参加してみたってワケ。

最新高規格な「プライベートキャンプ一の谷」は、一日一組限定の贅沢空間

2021年12月に正式オープンする「プライベートキャンプ一の谷」。
一般的なキャンプ場とは違って、1日1組限定。「じゃあ、一人しかキャンプできないの?」ってなるよね。でも、それができるんだわ。

一の谷公式webサイト

画像: ichinotani1.com
ichinotani1.com

1組というとアレだけど、要するに貸し切り。なので、テントサイトにテントを複数張っても良いし、なんならグランピング施設のトレーラーハウス(別料金)も活用できる。

逆にいうと、ソロで利用すると価格設定が高く感じちゃうかと。価格はこんな感じね。

プランレギュラーシーズン7・8・11月
基本料金(2名)9,000円11,700円
追加料金(1名毎)500円650円
ペット(1匹毎)1,000円1,000円

約1万円で貸し切り出来ると思うと安くない!? とはいえ人数制限あったら話が違ってくるじゃん。一の谷の社長に聞いてみよう。

一の谷 各務社長

人数制限は設けておりません。テントサイトで、ソロテントなら4-5張は余裕で行けると思いますよ。

画像: テントサイトはこんな感じ。

テントサイトはこんな感じ。

複数人で割り勘すればめっちゃお得なので、仲間とのキャンプにぜひ。
いつかスーパー・カブカブ・ダイアリーズのキャンプイベントとかもやってみたいな。ゆうて4-5人しか集まらないだろうし。

で、キャンプツーリング好きなら自分の道具があるからあんま関係ないけど、キャンプ道具のレンタルもやってる。関係ないかもっていったけど、焚火セットは抑えておきたい。

レンタルプラン税込価格
手ぶらでキャンプセット(4名)10,000円
手ぶらでキャンプセット(2名)8,000円
快適キャンプセット(4名分)5,000円
焚火セット2,000円

あとグランピング施設もあるし、そもそも料理屋さんはもちろん絶品。詳しくはまたの機会に。

もうひとつ、これは絶対伝えておきたいポイント。

貸し切りなので、女子だけのキャンプでも安心

普通のキャンプ場だと、良くない話も聞くからね。前にwebオートバイの西野編集長と行った竜洋海洋公園もそうだけど、女性が安心して泊まれるキャンプ場は貴重だと思うのよ、割とまじで。

全国的にキャンプ場は増えてるんだぜ

ごめんね、もうちょっと脱線。一の谷をはじめとして、色々と意欲的なキャンプ場が増えてるのよね。

例えば東海地方だと、ノルディスクが三重県いなべ市に建設中の「Nordisk Hygge Circles UGAKEI」とか。

画像: nordisk.co.jp
nordisk.co.jp

そのほかにも、DIYキャンプ場の「NNF-Nukata Nature Field」も行ってみたい。

画像: nnf.green
nnf.green

キャンプ人気は依然高いし、新たなキャンプ場もどんどん増えてる。

ちなみに新しいキャンプ場探しは、意外とグーグルマップが便利。定期的にマップ場で検索掛けてると、知らないキャンプ場が増えてたりするよ。

脱線終了。ここから本編です。

スーパーカブをタンデムキャンプツーリング仕様にするぞ

これがタンデムキャンプ仕様だ!

画像: スーパーカブをタンデムキャンプツーリング仕様にするぞ

ほんとはIGAYAのキャンプツーリングシートバッグを積みたかったんだけど、スライドキャリアにシートバッグを固定する工夫がみつからなくてね。このあたり、また開発のイトーKTさんに相談してこよう。

ソロキャンプ仕様からあっという間にタンデム仕様にできるのが、スライドキャリアの素晴らしいポイント。詳しくは動画にて。

画像: DSC_4170 www.youtube.com

DSC_4170

www.youtube.com

タンデムキャンプの注意点

スライドキャリアの剛性は充分以上だし、一見なんの問題もないんだけど一点だけ注意。
後輪のアクスル(車軸)より後方に荷物があるので、車体後部が振られやすくなるのよね。

なので、走り始めは特にそのあたりを注意してね。

タンデムキャンプにレッツラゴー

というわけで、タンデムキャンプツーリングに行きますよ。

画像: 紅葉が始まりかけ。カブは常にウィリー状態。

紅葉が始まりかけ。カブは常にウィリー状態。

画像: モータースって響き良いよね。

モータースって響き良いよね。

足助の古い町並みが、実に昭和感でカブによく似合うのよね。

画像1: タンデムキャンプにレッツラゴー
画像2: タンデムキャンプにレッツラゴー

ランチは足助の町並みにある井筒亀(いづがめ)さん。
ジビエもあるけど、ついつい手堅くウナギにしてしまった。美味い。

画像3: タンデムキャンプにレッツラゴー

そんなこんなで到着ですよ。

画像4: タンデムキャンプにレッツラゴー

で、これがカップルならキャッキャウフフなんだろうけど、ゆうて他人じゃん。
なので、自分は手持ちのキャンプ道具、ELISさんには「手ぶらでキャンプセット」を活用して頂こうかと。

準備されてた「手ぶらでキャンプセット」はこちら。

画像5: タンデムキャンプにレッツラゴー

なにもかもがでかい。クーラーボックスの右にある黒い袋。これ、一人分の寝袋。信じられない。

設営が不安になったけど、旅女子のエリスさんならなんとかなるでしょ。

画像: 棒がめちゃめちゃたくさんあった。あとフライとかインナーがでかすぎて全貌が把握できない。

棒がめちゃめちゃたくさんあった。あとフライとかインナーがでかすぎて全貌が把握できない。

かなり苦戦したけど、完成。コールマン タフスクリーン2ルームハウスLDX。その名の通り、テントというより家ですな。

画像: 改めて見るとななめってる気がする。リビングスペースがでかすぎてカブが完全に入る。

改めて見るとななめってる気がする。リビングスペースがでかすぎてカブが完全に入る。

幅3.65m、奥行き6m。でかい。

ドラム缶の五右衛門風呂も用意されてた。

自分のテントも設営完了。バンドック ソロティピ。
前室の広さが魅力だけど、カブは入らない。

画像: 設営直後は撮り忘れたので、夜の模様。めっちゃ映えますな。

設営直後は撮り忘れたので、夜の模様。めっちゃ映えますな。

では、周辺の橋とか河原を探検しにいくよ。

画像6: タンデムキャンプにレッツラゴー

キャンプ場のすぐ横にある巴川。川遊びや、鮎釣り、アマゴ釣りでもにぎわう。
釣りの際は遊漁券の購入、お忘れ無く。

画像7: タンデムキャンプにレッツラゴー

ロックバランシングに挑戦

せっかくの河原なので、前々から気になってたロックバランシングをやってみるよ。ストーンバランシングとも言うし、日本語では石花

要するに石を不安定な感じで積むっていう遊び。
ぐぐるとすっごい画像がたくさん出てくるぞ。

画像: 自分の実力ではこの程度。映えてない。

自分の実力ではこの程度。映えてない。

こんだけの積み方でも相当苦労した。その模様はコチラ。

画像: DSC_4275 www.youtube.com

DSC_4275

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なお、ELISさんはなんか優雅にすごしてた。

画像: DSC_4273 www.youtube.com

DSC_4273

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焚火、そしてディナー

日が暮れたら焚火を満喫。焚火セットも借りたからね。

レンタルの焚火台はコールマンのファイヤディスク。

これ、めっちゃ評判良いのよね。収納性皆無だから、バイクには向かないけど。

画像: DSC_4329 www.youtube.com

DSC_4329

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画像1: 焚火、そしてディナー

そしてディナー。ダイソーメスティンでパスタを作ったり。

画像2: 焚火、そしてディナー

近所で買った鹿肉を焼いてみたりした。

画像3: 焚火、そしてディナー

鹿肉の味は控えめにいってイマイチだった。ジビエはむずいね。

星空も素敵だぞ

名古屋から30kmくらいしか離れてないのに、やたらと星が綺麗。わくわくするね。

画像1: 星空も素敵だぞ

映えすぎてびびった。奥にある常夜灯の影響で、手前のモミジが紅葉してるみたいに見える。

画像2: 星空も素敵だぞ
画像3: 星空も素敵だぞ

ELISさんの巨大テント。右奥に若林のソロテントがあるんだけど、遠くて隠れちゃってら。

ELISさんのインスタとかでも、投稿あるかもなのでぜひチェックしてね。
今回はご協力ありがとうございました。どうでした?

ELISさん

やっぱりキャンプ最高〜!

香嵐渓の街並み散策も楽しかったし、五右衛門風呂まで入れちゃったり。

またここでキャンプしたい!

まとめと蛇足

というわけで、カブでタンデムキャンプツーリングは充分いけますよ。

今回はソロテントを一個しかもってかなかったけど、カップルならツーリングドームLXとかにして、あとシュラフとマットを積むだけだし、余裕っしょ。

あと、「プライベートキャンプ一の谷」は2021年12月正式オープンなので、ぜひ活用してね。

蛇足ですが、ドラム缶風呂でふざけてたら。携帯を落として帰宅後にもう一度行く羽目になった。

画像: この時に落とした。うざい顔してるな俺。

この時に落とした。うざい顔してるな俺。

10時間くらい水没してた模様。

画像: 水中に沈んでると、携帯鳴らしても聞こえないというライフハックを得ました。

水中に沈んでると、携帯鳴らしても聞こえないというライフハックを得ました。

レポート:若林浩志

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