欧州でついにティーザー動画発表!
かねてから噂になっていたホンダの新型ツアラー。車名はNT1100となる可能性が濃厚で、欧州メディアではすでにスペックの一部がリークされるなど、情報も過熱していました。
欧州の噂をもとに、月刊オートバイでも予想CGを作っていろいろ推測しておりましたが、いよいよその実機がお目見えするというわけです!
まずはその動画を見てみましょう!
エンジンはアフリカツイン譲りのユニカム2気筒!
まずこのNT1100、搭載されるエンジンはアフリカツイン譲りの1082cc・ユニカム2気筒ユニットだと言われています。同系統のエンジンは、すでにレブル1100にも採用されていますが、クルーザー向けにマイルドな特性としたレブル用とは違って、NT用はアフリカツインと同様の、ピックアップのシャープなセッティングとなっている模様です。
ティーザー動画中のこのシーンを見ると、クラッチレバーがないことが分かります。そう!この新型ツアラー・NT1100にはDCT仕様も設定されているようなのです!アフリカツインもそうでしたが、DCTとライディングモードの組み合わせで、NT1100は様々なツーリングシーンを快適にこなしてくれそうです!
可変スクリーン、パニアケース、トップケースも装備した本格派
ティーザー動画での走行シーンでは、残念ながらそのお姿を全部は見られないのですが、部分的にはチラ見せしています。このように、スクリーンは可変タイプで、その横にはナックル部分を走行風から守る、ウインドディフレクターが備わっています。
そして、この「横顔」…どこかで見たような感じがしますが…。
そう! X-ADVになんとなく似ていませんか? 噂では、NT1100はX-ADVのような、大型のLEDヘッドライトを装備しているようなんです。DRL(デイタイム・ランニング・ライト)が装備される可能性も高そうですね。
シートはバックレストのような、大きな段差の付いたタイプのようです。シートもなかなか低いようなので、足つき性にも期待できそうです。こちらはトップケースは備えず、パニアケースとリアキャリアを装着しているようですね。
マフラーはアフリカツイン同様、アンダーガード風のヒートカバーをフロントに備えたものですが、パニア装着を視野に入れ、サイレンサーの角度は低めになっています。前部にはフォグランプも備えているようです。
国内発売にも期待大!10月21日の登場を待て!
月刊オートバイでは「クロスオーバースタイルのツアラーかな?」と考え、このようなCGを作成していましたが、果たして実車はどうなんでしょうか? いまから楽しみですね。
NT1100と思しき注目の新型ツアラー、発表は10月21日に欧州で行われます。詳細と続報は当「webオートバイ」ならびに月刊オートバイ12月号でじっくり解説いたしますので、どうぞお楽しみに!