まとめ:オートバイ編集部
諸元の並び順
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後
第10位
ホンダ「クロスカブ110」
ワイルドなテイストで根強い人気
スーパーカブC125系のエンジンを搭載したCT125・ハンターカブも人気だが、同様にスタンダードなスーパーカブ110をベースにタフなイメージのスタイルとしたクロスカブ110も、ハンターカブよりリーズナブルな価格や軽量さで注目されている。当ランキングでは昨年9位で、今年もしっかりと10位に食い込んだ。
第9位
ヤマハ「トリシティ125」
前2輪が生み出す抜群の安定感!
3輪レイアウトにLMW機構をプラスして、高い安定感と優れた運動性能を両立させた125ccスクーター「トリシティ125」は、2輪のスクーターでは得られない走行性能と、高い利便性を合体させたユニークな存在。当ランキングでの順位は昨年7位となったが今年は9位。順位は若干後退したが引き続きトップ10圏内をキープしている。
第8位
ホンダ「スーパーカブ C125」
初代カブのフォルムをオマージュ
初代スーパーカブを想わせるレトロなデザインと各部の上質な造りが相まった美しいスタイル、そして力強い125cc空冷エンジンが特徴である、スーパーカブシリーズの中でも趣味性の高い最上級モデルがスーパーカブC125。昨年は125㏄クラス6位で、いまだにその人気は根強いが、今年は8位と2ランクダウンしている。
この人気ランキングの決定後、新型となった2021年モデルが発表・発売された。来年はさらに上位に食い込みそうだ。
第7位
ホンダ「PCX」
先進の機能と走りが光る
125ccスクーターのベストセラーと言えばPCX。2021年1月にフルモデルチェンジを受け、新型エンジン&フレームの採用、ホンダセレクタブルトルクコントロール搭載など、全身大改良してさらに実用的で高性能に進化している。ランキング的にはライバルのNMAXが後からモデルチェンジしたこともあってか、今年はクラス7位。
第6位
ヤマハ「NMAX ABS」
スマホコネクト機能採用
スクーターのベストセラー・PCXの対抗馬であるNMAXが、昨年のトップ10圏外から大躍進、宿命のライバル・PCXを抑えて125クラス6位に滑り込んだ。この好結果の原動力は、モデルチェンジで大きく進化したことに尽きる。最新の排ガス規制をクリアし、トラクションコントロールも備えた新型「BLUE CORE」エンジン、フレームまで一新された車体に加え、スマホアプリにも対応するなど、大幅に機能的に進化した結果だ。
第5位
ホンダ「モンキー125」
愛らしいレジャーバイクの代名詞
排気量もボディサイズも拡大した新世代モデルに生まれ変わっても熱烈な支持を集め、昨年は125クラス2位だったモンキー125。しかし、今年は5位にまでランクダウンという結果となったが、相次いでグロム、CB125Rがモデルチェンジして注目が集まった影響も大きそうだ。125になっても愛らしいスタイルは不変で、パワーアップして安定感も高まるのと同時に、モンキーらしい軽快なフィーリングはそのまま。今後も根強い人気は変わらないだろう。
2021年の新型モンキーは、このランキング決定後に発表・発売となった。新型はエンジンを一新し、5速ミッションを採用。魅力にさらに磨きをかけた。