ホンダ・CRF1100Lアフリカツインとのバイクライフを送るダカールラリーストの三橋淳さん。今回は、知る人ぞ知る長野県~新潟県の林道「妙高小谷線」へ。夏空の下、俳優の大鶴義丹さん&四輪ジャーナリストのフェルディナント・ヤマグチさんと駆ける!
以下、文・写真:三橋 淳

高所恐怖症泣かせの断崖絶壁

ところで、ここ、林道の道端ではあるのだけれど、この縁には何もなく崖になっている。

画像1: 高所恐怖症泣かせの断崖絶壁

こんな感じ!

ここでビビっちゃったのが義丹さん。「僕ねぇ、高いところとお化けはダメなんですよ!」

と言ってなかなかバイクを近づけない。並んで撮るんだから、縁に並べてくださいよと強引にお願いしても、全く近づけず。完全にへっぴり腰です。

画像2: 高所恐怖症泣かせの断崖絶壁

しょうがないので私らが代わりに動かしましたよ。でもね、ここ落ちたらただじゃ済まない崖なので、そういう場所が怖いというのは動物的には正しいよね。身の危険を感じられるって結構大事なことだと思う。

それはそうと、撮影のためといった手前、撮影しなければなりません。走行写真もご覧あれ。

画像: ▲大鶴義丹さん

▲大鶴義丹さん

画像: ▲フェルディナント・ヤマグチさん

▲フェルディナント・ヤマグチさん

画像: ▲私、三橋 淳

▲私、三橋 淳

自分だけアップなのは、カメラとの距離感がちゃんとわかっているから。長年「自撮りスト」やってますからね。

ちなみに着用しているのはダートフリークのDFGブランド、ナビゲータークール ジャケットとパンツ。腕に大型のベンチレーション、胸部分にもメッシュパネルを搭載。走っている分には涼しい。さすがにこの暑さだと、止まってカメラを構えたりなんかしたら、汗だくだ。

さて、さらに林道を登っていくと峠にはトンネルが。乙見峠にある乙見トンネル。ここから先は新潟県となる。

当然電気なんかなく。真っ暗です。夏はひんやりしていて気持ちいい!

画像3: 高所恐怖症泣かせの断崖絶壁

さて、ここからの道は下りとなる。道は総じて綺麗で走りやすい。それもそのはず。この道は妙高と小谷を結ぶ重要な道路。ここを走れなければ相当な遠回りになるので、地元の人にとっては大事な道です。そのため頻繁に車の往来があるから、絶対に飛ばしすぎは厳禁ですよ。

起点から終点まで楽しめる、一度は走ってほしい林道

新潟県側になると、一気に高度を下げるので道がクネクネと曲がり始める。そのコーナーをひとつ抜けると、目の前が大きく開けた!

画像1: 起点から終点まで楽しめる、一度は走ってほしい林道

左に大きく見えるのが妙高山。実はこの林道の小谷川の入り口には雨飾山があり、どちらも百名山だ。どれだけすごいところを抜けてきているかわかるだろう。豪雪地帯だというのも頷ける。

そこからもしばらく林道を抜けると、ようやく舗装路になって出てくるのは笹ヶ峰牧場だ。目の前に見えるのは黒姫山。本当にここはロケーションがいい!

画像2: 起点から終点まで楽しめる、一度は走ってほしい林道

というわけで走り切った「林道妙高小谷線」。ここはなかなかの林道だから、ぜひ人生に一度くらいは走ってみてほしい。今のご時世、災害でいつ走れなくなってもおかしくない道だからね。

画像: ▲結局、最後の記念撮影でもヘルメットを脱がないオヤジどもだった。

▲結局、最後の記念撮影でもヘルメットを脱がないオヤジどもだった。

以下、文・写真:三橋 淳

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