まとめ:オートバイ編集部

カワサキ「ニンジャ ZX-12R」最強・最速にこだわった意欲作

画像: Kawasaki Ninja ZX-12R 2000 総排気量:1199cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 乾燥重量:210kg 輸出モデル(当時)

Kawasaki Ninja ZX-12R 2000

総排気量:1199cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
乾燥重量:210kg

輸出モデル(当時)

世界最速の座を奪回するために登場!

90年のZZ-R1100を皮切りに、300km/h級メガスポーツの人気は世界的に高まり、90年代終盤にはCBR1100XXやハヤブサも登場し、中でもハヤブサは世界最速モデルとして爆発的な人気となった。

カワサキはこのハヤブサから世界最速の座を奪還するため、2000年にZZ-Rとはコンセプトの異なるZX-12Rを発売する。1199ccエンジンはハヤブサを超える最高出力178PS。

画像: ▲ウイングまで備えるフルカウルはもちろん、ミラーの形状にまでこだわって完成した、空力特性に優れるとフォルム。

▲ウイングまで備えるフルカウルはもちろん、ミラーの形状にまでこだわって完成した、空力特性に優れるとフォルム。

強烈なパワーに耐えるモノコックフレームと極太リアタイヤ、超高速走行のためのフルカウルなどでスピードとスポーティさを両立してみせ、一気に注目を集める。

しかし01年、欧州での自主規制でスピードリミッターが装備され、熾烈な戦いは終焉した。

月刊オートバイ企画「JAPAN BIKE OF THE YEAR」の逆輸入クラスでは、2000年と2001年に1位を獲得している。

カワサキ「ニンジャ ZX-12R」各部装備・ディテール解説

ハヤブサより小さい1199ccから178PSを叩き出す。フレームの強度部材としても使うために専用設計された。

画像: トキコ製の対抗6ポットキャリパーにΦ300mmローターの組み合わせ。インナーチューブ径Φ43mmの倒立フォークはKYB製。

トキコ製の対抗6ポットキャリパーにΦ300mmローターの組み合わせ。インナーチューブ径Φ43mmの倒立フォークはKYB製。

画像: 吸気効率を高められるフロントノーズ先端にラムエアダクトを配置。高速走行中のラムエア過給状態ではプラスαのパワーを発揮。

吸気効率を高められるフロントノーズ先端にラムエアダクトを配置。高速走行中のラムエア過給状態ではプラスαのパワーを発揮。

画像: カワサキの航空機部門の手で空力特性を煮詰め、20年以上前にサイドカウルに小さなウイングまで装着していた。

カワサキの航空機部門の手で空力特性を煮詰め、20年以上前にサイドカウルに小さなウイングまで装着していた。

画像: デビュー時の2000年モデルのみ、何と350km/hスケールのメーターを装備。カワサキのZX-12Rに対する自信のほどがうかがえる。

デビュー時の2000年モデルのみ、何と350km/hスケールのメーターを装備。カワサキのZX-12Rに対する自信のほどがうかがえる。

カワサキ「ニンジャ ZX-12R」主なスペック

※2000年A1型のスペックです。

全長×全幅×全高2080×725×1185mm
ホイールベース1440mm
最低地上高120mm
シート高810mm
乾燥重量210kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量1199cc
ボア×ストローク83×55.4mm
圧縮比12.2
最高出力178PS/9500rpm
最大トルク13.6kgf・m/7500rpm
燃料タンク容量20L
変速機形式6速リターン
キャスター角24°
トレール量107mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・200/50ZR17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク

※この記事は月刊『オートバイ』2021年7月号の特集から一部抜粋し、再構成して掲載しています。当特集のスタッフ 文:太田安治、小松信夫、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、稲田浩章、小見哲彦、小平 寛、鶴見 健、冨樫秀明、栃内隆吉、西田 格、南 孝幸、松川 忍、盛長幸夫、森 浩輔、山口真利、永元秀和(月刊オートバイ誌)、玉井 充(月刊オートバイ誌)

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