2021年1月に新型が発売されたホンダ「CB650R」と「CBR650R」。同じエンジンを搭載しながら、まったく別のキャラクターに仕上げられた兄弟モデルだ。2台の乗り味はどう異なるのか、伊藤真一さんが長距離を走って検証します!
語り:伊藤真一/まとめ:宮﨑健太郎/写真:松川 忍/モデル:大関さおり

ホンダ「CB650R」「CBR650R」の足つき性・ライディングポジション

CB650Rのシート高:810mm
ライダーの身長:179cm/パッセンジャーの身長:173cm

CB650Rのシート高:810mm
ライダーの身長:179cm/パッセンジャーの身長:173cm

「CB650Rに比べると、CBRはハンドル位置が低いので少し上体の前傾がキツくなりますが、窮屈に感じることはないですね」と伊藤さんは評価。

ただ、タンデムのしやすさについては、ライダーはリアに人を乗せていることに関する違和感はないものの、タンデムライダー的には、旧型から変わらず、足元が少し窮屈でグラブレールが握りにくさを感じる…とのこと。

やっぱり旧型同様に、新型のCBもCBRも、どちらともソロで楽しむのをメインにするのに向いているバイクと言えそうです。

ホンダ「CB650R」「CBR650R」の主なスペック・価格

※《 》内はCBR650R

全長×全幅×全高2120×780《750》×1075《1150》mm
ホイールベース1450mm
最低地上高150mm《130mm》
シート高810mm
車両重量201kg《206kg》
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量648cc
ボア×ストローク67.0×46.0mm
圧縮比11.6
最高出力70kW(95PS)/12000rpm
最大トルク64N・m(6.5kg-m)/8500rpm
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
キャスター角25゜30'
トレール量101mm
タイヤサイズ(前・後120/70ZR17 M/C(58W)・180/55ZR17 M/C (73W)
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・Φ210mmディスク
メーカー希望小売価格97万9000円《105万6000円/108万9000円※レッド》(消費税10%込)

語り:伊藤真一/まとめ:宮﨑健太郎/写真:松川 忍/モデル:大関さおり

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