21シーズンは、石浦諒の負傷によって開発に専念することをきめたGOSHIレーシング。実戦におけるR&Dとして、合志技研は名門T.E.SPORTとタッグを組み、大塚豪太車にGOSHI製エキゾーストと、エンジンセッティングをすることに。
この事前取材時に加えて、エキゾーストパイプの開発&テストもこなし、良コメントを得て開幕へ臨むこととなった。
21’ 大塚豪太車はGOSHIチューン
![画像1: 21’ 大塚豪太車はGOSHIチューン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/20/9b12a79b28b6a802be74f84b7ff76d3005bac1b6_xlarge.jpg)
こちらが、仕上がった大塚豪太車である。21年式のCRF450Rをベースに、GOSHI製フルエキゾーストを組み込んだ。
![画像2: 21’ 大塚豪太車はGOSHIチューン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/20/d2c4bf6a366fa17a6056fade5e2dc478f5c39e16_xlarge.jpg)
![画像3: 21’ 大塚豪太車はGOSHIチューン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/20/1b4933939a38f63380b188e74230add08df9f520_xlarge.jpg)
ヘキサゴナルボディをスタンダードから踏襲したマフラーには、昨年までの大塚の固定ゼッケン155がレーザーマーキングされている。内部は、すぐにアクセスできるよう、ボルトでサイレンサーキャップを固定。スタンダードよりも軽量である。
![画像4: 21’ 大塚豪太車はGOSHIチューン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/20/81e5cc7f2d3f4a09fdd27b4b074ee06965cba1cb_xlarge.jpg)
事前に用意したのは、2本。通常、エンジン出力は音量とのトレードオフ関係にあり、MFJの音量規制にどこまで近づけられるか、そしてレース後の再音量測定時にも規制内に収まるか、が大事。多くのチームでは、マフラーを数本用意しておき、事前に音量測定に通しておく。トラブルがあった場合などに対応できるためだ。そして、さらに保険をかけてスタンダードのマフラーも通しておくのが通例である。