フォルツァらしいスポーティなGTマシンが誕生!ベースはX-ADV
![画像1: フォルツァらしいスポーティなGTマシンが誕生!ベースはX-ADV](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/59026340e9c0653256120afa1d0321f7dfa83bc6_xlarge.jpg)
先日公開されたティーザー動画で話題になっていたホンダのニューモデル、フォルツァ750が電撃発表されました!スポーティでスタイリッシュなデザイン、パワフルな走り、最新技術をパッケージした先進装備、といった「フォルツァらしい」キャラクターを750ccクラスにも展開した、シリーズのフラッグシップです。
![画像2: フォルツァらしいスポーティなGTマシンが誕生!ベースはX-ADV](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/31317a468c55d0873e62dd42c96b41f11955323a_xlarge.jpg)
フォルツァらしい、精悍なマスクを持つスタイリングを採用。マフラーやスイングアームを見てピンと来た方はかなりの通。そう、このフォルツァ750はアドベンチャースクーター・X-ADVのコンポーネントをベースとしているのです!
![画像3: フォルツァらしいスポーティなGTマシンが誕生!ベースはX-ADV](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/86af87032b42bee4c089071ece3f52214ca19374_xlarge.jpg)
![画像4: フォルツァらしいスポーティなGTマシンが誕生!ベースはX-ADV](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/b69768b7ffe249ca844d155f1c8e8da161105e8c_xlarge.jpg)
1580mmというホイールベース、27度のキャスター角、104mmというトレール量はX-ADVとまったく同じもの。φ41mmの倒立フロントフォーク、リアのプロリンクサスペンションという足回りの構成もX-ADV譲りですが、フロントフォークにはショーワのSFF-BPが新採用されており、こうしたスペックから見ても、フォルツァ750のパフォーマンスはなかなかハイレベルなものになりそうな予感がします。
電子制御スロットル採用、ライディングモードやHSTCも装備
![画像1: 電子制御スロットル採用、ライディングモードやHSTCも装備](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/024cf476ad4830f854c0d4f6a0f805fc22adca9b_xlarge.jpg)
エンジンはNC750シリーズやインテグラ、X-ADVと同じ、前傾シリンダーを採用したSOHC4バルブのパラレルツイン(写真はX-ADVのエンジン透視図)。ただ、新型フォルツァ750にはスロットル・バイ・ワイヤが採用されています。欧州で発表されたパワーは43.1kW(58.6PS)、トルクは69Nm(7.03kg-m)で、国内仕様のX-ADVを少々上回っています。
![画像2: 電子制御スロットル採用、ライディングモードやHSTCも装備](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/381e3e37e24b05ed11dfcf94bd4ce3b3232382bb_xlarge.jpg)
これに組み合わされるミッションはもちろんDCT。マニュアルシフトモードも選べますが、このフォルツァ750には4種類のATモードが設定されていて、レベル1は早めのシフトアップをするモード、レベル2がスタンダード、レベル4が最も高回転でシフトアップを行うスポーティなモード、そしてレベル4とレベル2のちょうど中間に設定されるレベル3、となっています。これらは後述するライディングモードにもリンクされています。
![画像3: 電子制御スロットル採用、ライディングモードやHSTCも装備](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/ddf1a1fa4392c0e56b05a17bb862fa90b4bbfcd1_xlarge.jpg)
車重はX-ADVより3kgほど軽い235kg。これは走りにも期待が持てそうです。ちなみに、スロットル・バイ・ワイヤの採用に合わせて、スタンダード、スポーツ、レインに加え、好みのセッティングを保存できるユーザーモードも合わせた、4つのライディングモードを採用。トルクコントロール機構のHSTCも3段階+OFFが用意されています。
22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実
![画像1: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/da85e9bbe8b66de452cfdf628329a86ce2ae72c6_xlarge.jpg)
フォルツァシリーズのフラッグシップだけあって、フォルツァ750の装備はとても充実しています。このシャープなマスクの写真を見てお分かりかもしれませんが、ヘッドライトやウインカーはオールLED。緊急時の急減速の際、周囲に急ブレーキを知らせるエマージェンシーストップシグナル機構も備えています。
![画像2: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/87490e5879f3dce4962f0059c63801ec6342a652_xlarge.jpg)
多彩な機能を見やすくレイアウトしたメーターは5インチのカラーTFT。Bluetooth接続でスマートフォンとリンク、ヘルメットに装着したインカムを介して音声でスマホのナビゲーションやミュージックプレイヤーをコントロールできる「ホンダ・スマートフォン・ボイス・コントロール」も装備されており、ツーリングも快適に楽しめそうです。
![画像3: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/5fe397df29c077dca273fbbf4c0a795a54298426_xlarge.jpg)
![画像4: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/20230f54a9268fe7d1d6038478a8167e22ea0034_xlarge.jpg)
![画像5: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/fefdaf0fd671b2dec744ad4110dc8bb0b9b275b2_xlarge.jpg)
トランク容量は22Lで、内部にUSB充電端子も装備。フォルツァらしく、スマートキーを標準装備していますが、純正オプションの50L「スマートトップボックス」を装着すれば、このスマートキーでロック/アンロックも可能となっており、実用性も高められています。
![画像6: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/bbc6da0787356d5ac090e07ca748c73c5ef55540_xlarge.jpg)
純正アクセサリーも充実していて、上記のスマートトップボックスのほかにも、ボディサイドの風を整流してくれるウインドディフレクターや左33L、右26L容量のパニアケース、小型の38L容量トップボックスなどもラインアップ。シティユースからツーリングまで、幅広く楽しめるモデルに仕上がっています。
![画像7: 22L容量トランク、スマートキー、5インチTFTメーターなど装備も充実](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/10/14/dfcbb5768162a20f90472de796d5af4e84d49ea1_xlarge.jpg)
ボディカラーは上の写真にあるジーンズブルーメタリック、写真のマットベータシルバーメタリックのほかにキャンディクロモスフィアレッド、グラファイトブラックの4色を用意。日本導入時期や価格などは発表されていませんが、これはぜひ国内でも販売して欲しいですね!さらなる続報は10月30日発売の月刊オートバイ12月号でもお届けしますので、そちらもお楽しみに!
FORZA750主要諸元
全長×全幅×全高 | 2200×790×1484mm |
ホイールベース | 1580mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 235kg |
エンジン形式 | 水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 745cc |
ボア×ストローク | 77×80mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 43.1kW(58.6PS)/6000rpm |
最大トルク | 69N・m(7.03kgf・m)/4000rpm |
燃料タンク容量 | 13.2L |
変速機形式 | 6速DCT |
キャスター角 | 27.00゜ |
トレール量 | 104mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70R17 M/C・160/60R15 M/C |
ブレーキ形式(前・後) | φ310mmダブルディスク・φ240mmディスク |