電子制御サスの「SE」はオールマイティで快適

画像: Kawasaki VERSYS 1000 SE 総排気量:1043cc メーカー希望小売価格:190万3000円 2020年モデルの発売日:2019年10月15日

Kawasaki VERSYS 1000 SE

総排気量:1043cc
メーカー希望小売価格:190万3000円
2020年モデルの発売日:2019年10月15日

ヴェルシス1000は、ニンジャ1000系のエンジン、フレームレイアウトをベースとしたロードアドベンチャー。ルックスは兄弟車とは大きく異なるが、姿だけでなく、その走りも快適なツアラーに仕上がっている。

現行では上級グレードの「SE」のみラインアップ。前後に電子制御サスペンションのKECSが入っている。しかもリアはH2 SX SEプラスと同様にタンデムや積載状況に合わせてワンタッチで遠隔設定が可能。超高級ショックの作動フィールほどではないが、しなやかな動きは同価格帯のツーリングスポーツの中でもトップレベルの快適さ。

エンジンはフラットなトルクで極低回転域からよく粘る柔軟な性格。トルクが充実しているのでどんな走りでもイージーに対応できる。スポーティな走りを含め、オールマイティな走りができ、乗り手のワガママに寛容に応える能力と快適さが魅力だ。

カワサキ「VERSYS 1000 SE」の主なスペックと価格

全長×全幅×全高:2,270×950×1,490mm(ハイポジションは1,530mm)
ホイールベース:1,520㎜
最低地上高:150㎜
シート高:820㎜
車両重量:257㎏
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量:1043㏄
ボア×ストローク:77.0×56.0㎜
圧縮比:10.3
最高出力:88kW(120PS)/9000rpm
最大トルク:102N・m(10.4kgf・m)/7500rpm
燃料タンク容量:21L
変速機形式:6速リターン
キャスター角:27゜
トレール量:106㎜
タイヤサイズ(前・後):120/70ZR17M/C (58W)・180/55ZR17M/C (73W)
ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格(税込):190万3,000円

最新のニンジャシリーズにも似た、逆スラントデザインのヘッドライトが印象的なマスク。SEはコーナリングランプも標準。

ニンジャH2 SXなどと同タイプの、カラーTFTを採用したメーター。スマートフォンとの接続機能も備えている。

画像: 1043㏄ユニットはニンジャ1000ベース。パワーは120PSだがフラットなトルク特性で扱いやすい。クイックシフターも標準装備。

1043㏄ユニットはニンジャ1000ベース。パワーは120PSだがフラットなトルク特性で扱いやすい。クイックシフターも標準装備。

画像: KECS仕様の43㎜倒立フォークは内部にストロークセンサーを備えたもの。150㎜の余裕あるストロークでしなやかさも実現。

KECS仕様の43㎜倒立フォークは内部にストロークセンサーを備えたもの。150㎜の余裕あるストロークでしなやかさも実現。

画像: リアショックはショーワ製のBFRCライトをベースとした電子制御仕様。プリロードは3モードに加え、±5段階の調整も可能。

リアショックはショーワ製のBFRCライトをベースとした電子制御仕様。プリロードは3モードに加え、±5段階の調整も可能。

画像: 電子制御サスのKECSは、カートリッジ式の倒立フォークとリアのBFRCライトをベースに電子制御イニシャル調整ユニットを加えたもの。

電子制御サスのKECSは、カートリッジ式の倒立フォークとリアのBFRCライトをベースに電子制御イニシャル調整ユニットを加えたもの。

カワサキ「VERSYS 1000 SE」ライディングポジションと足つき性

ライダーの身長・体重:176cm・68kg
シート高:820mm
※写真はオプション装着車

画像: カワサキ「VERSYS 1000 SE」ライディングポジションと足つき性

手動でスクリーン高を変えられ、最も低い位置でも胸元以上を直撃風から守る。ただ常に視界にその上端部が入り、巻き込み風も少なく快適だが、少し気になる。シートの角が足着き時にモモに当るが足着き自体はいい。

まとめ:オートバイ編集部

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