「READY TO RACE」のキャッチフレーズでおなじみのKTMが誇る、オンロードモデルのフラッグシップが1290スーパーデュークR。2020年モデルは新作のシャシーを投入、これに合わせて電子制御デバイスも大きく進化、パフォーマンスを大幅に向上させての登場となった。

KTM 「1290 SUPER DUKE R」 ライディングポジション・足つき性

シート高:835mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

画像: KTM 「1290 SUPER DUKE R」 ライディングポジション・足つき性

シートを高くして、足着き性より車体の制御のしやすさを選んだライポジ。膝にゆとりがあるから、窮屈さを感じることはないが、シートは少々硬い。快適にどこまでも、といった設定ではないが、高いホールド性が光る。

KTM 「1290 SUPER DUKE R」 各部装備・ディテール解説

画像: KTMらしい独特な形状のLEDヘッドライト。左右分割デザインで、センター部に開口するスリットはなんとラムエアダクト。ウインカーはLED。

KTMらしい独特な形状のLEDヘッドライト。左右分割デザインで、センター部に開口するスリットはなんとラムエアダクト。ウインカーはLED。

画像: エンジンケースの薄肉化や補機類の見直しで、単体重量を0.8㎏軽量化。ピストンやクランクシャフト、ヘッドなども見直され、パワーは180PSを誇る。

エンジンケースの薄肉化や補機類の見直しで、単体重量を0.8㎏軽量化。ピストンやクランクシャフト、ヘッドなども見直され、パワーは180PSを誇る。

画像: WP製のAPEX倒立フォークは片側はイニシャル、片側は伸び側減衰と、左右でそれぞれ別の機能を持たせたタイプ。装着タイヤはBS製のS22。

WP製のAPEX倒立フォークは片側はイニシャル、片側は伸び側減衰と、左右でそれぞれ別の機能を持たせたタイプ。装着タイヤはBS製のS22。

画像: スイングアームは片持ち式。エンジンの搭載位置を高くしてピボット位置を5㎜アップ。スタビリティやアンチスクワット効果を高めている。

スイングアームは片持ち式。エンジンの搭載位置を高くしてピボット位置を5㎜アップ。スタビリティやアンチスクワット効果を高めている。

画像: サスペンションはWP製。リアショックは右サイドにイニシャルアジャスターを備え、タンデムシート裏には推奨セッティングも表記されている。

サスペンションはWP製。リアショックは右サイドにイニシャルアジャスターを備え、タンデムシート裏には推奨セッティングも表記されている。

画像: 独創的なヘッドライトに対して、LEDテールランプはオーソドックス。上下に分かれたデザインで、上がポジション、下がブレーキランプ。

独創的なヘッドライトに対して、LEDテールランプはオーソドックス。上下に分かれたデザインで、上がポジション、下がブレーキランプ。

画像: 座面に滑りにくいバックスキン調の表皮を採用したシートはホールド性に優れるが、クッションは硬め。タンデム部には「R」のロゴも入る。

座面に滑りにくいバックスキン調の表皮を採用したシートはホールド性に優れるが、クッションは硬め。タンデム部には「R」のロゴも入る。

画像: シート下にはETC車載器程度なら収納可能なスペースもある。写真のワイヤーはタンデムグリップで、欧州仕様にも標準装備されるアイテム。

シート下にはETC車載器程度なら収納可能なスペースもある。写真のワイヤーはタンデムグリップで、欧州仕様にも標準装備されるアイテム。

画像: ライディングモードや各種電子制御アシストの採用でメーター表示が多機能化したのに合わせスイッチも新作。クルーズコントロールも備える。

ライディングモードや各種電子制御アシストの採用でメーター表示が多機能化したのに合わせスイッチも新作。クルーズコントロールも備える。

画像: TFT液晶メーターは好みに応じて角度調整ができる。専用アプリの「KTM MY RIDE」を介してスマートフォンとBluetooth接続することが可能だ。

TFT液晶メーターは好みに応じて角度調整ができる。専用アプリの「KTM MY RIDE」を介してスマートフォンとBluetooth接続することが可能だ。

画像: これはナイトモード。バックライト表示がホワイトからコーポレートカラーのオレンジに変わるが、メーター自体の表示項目や機能は通常時と同じだ。

これはナイトモード。バックライト表示がホワイトからコーポレートカラーのオレンジに変わるが、メーター自体の表示項目や機能は通常時と同じだ。

画像: オプションの「Tech Pack」(12万8290円)を装備すれば、ライディングモードに「トラック」が追加され、トラクションコントロールのスリップ調整も可能。

オプションの「Tech Pack」(12万8290円)を装備すれば、ライディングモードに「トラック」が追加され、トラクションコントロールのスリップ調整も可能。

文:宮崎敬一郎/写真:赤松 孝

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