2018年に17年ぶりとなるフルモデルチェンジを遂げたホンダの「ゴールドウイング」シリーズ。ホンダが誇るラグジュアリープレミアムツアラーの実力を徹底紹介する!

ホンダ「ゴールドウイング」 2020年モデルの主なスペック

※《 》内は「Gold Wing Dual Clutch Transmission」
 
全長×全幅×全高:2,475×925《905》×1,340(スクリーン最上位置1,445)mm
ホイールベース:1,695mm
最低地上高:130mm
シート高:745mm
車両重量:365《364》kg
エンジン形式:水冷4ストOHC水平対向6気筒
総排気量:1,833cc
ボア×ストローク:73.0×73.0mm
圧縮比:10.5
最高出力:93kW(126PS)/5,500rpm
最大トルク:170N・m(17.3kgf・m)/4,500rpm
燃料タンク容量:21L
変速機形式:6速リターン《電子式7段変速(DCT)》
キャスター角:30°30′
トレール量:109mm
タイヤサイズ(前・後):130/70R18M/C 63H・200/55R16M/C 77H
ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク

ホンダ「ゴールドウイング ツアー」 2020年モデルの主なスペック

※《 》内はGold Wing Tour Dual Clutch Transmission<AIRBAG>
 
全長×全幅×全高:2,575×925《905》×1,430(スクリーン最上位置1,555)mm
ホイールベース:1,695mm
最低地上高:130mm
シート高:745mm
車両重量:379《383》kg
エンジン形式:水冷4ストOHC水平対向6気筒
総排気量:1,833cc
ボア×ストローク:73.0×73.0mm
圧縮比:10.5
最高出力:93kW(126PS)/5,500rpm
最大トルク:170N・m(17.3kgf・m)/4,500rpm
燃料タンク容量:21L
変速機形式:6速リターン《電子式7段変速(DCT)》
キャスター角:30°30′
トレール量:109mm
タイヤサイズ(前・後):130/70R18M/C 63H・200/55R16M/C 77H
ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク

ホンダ「ゴールドウイング ツアー」のライディングポジション・足つき性

シート高:745mm(シリーズ共通・2018年モデルも2020年モデルも同じ)

ライダー身長:176cm/体重:68kg

画像: ホンダ「ゴールドウイング ツアー」のライディングポジション・足つき性

前モデルよりかなりスリムなので小柄に感じ、足着きも良好。スクリーンの巻き込み風はいかなる速度でも少なめで、必要とあれば乗り手の胸元あたりだけに送風する工夫もある。

足も出しやすく、エンジン駆動のバックギアも使いやすい。

ホンダ「ゴールドウイング ツアー」でのタンデム・2人乗り(大関さおり)

画像: バックレストにしっかり寄りかかるととても楽。慣れちゃうと眠くなります(笑)。ステップの位置も窮屈じゃないので、長距離も安心です。

バックレストにしっかり寄りかかるととても楽。慣れちゃうと眠くなります(笑)。ステップの位置も窮屈じゃないので、長距離も安心です。

画像: シート高:745mm ライダー身長:176cm/タンデマー身長:172cm

シート高:745mm
ライダー身長:176cm/タンデマー身長:172cm

ホンダ「ゴールドウイング ツアー」女性ライダーの試乗レビュー(大関さおり)

画像: ホンダ「ゴールドウイング ツアー」女性ライダーの試乗レビュー(大関さおり)

見た目で圧倒されてしまうゴールドウイングですが、想像以上に乗りやすくてビックリしました。動いてしまえば重さも気にならないし、グリップも握りやすいので繊細なアクセル操作もしやすかったです。

DCTもごく自然に、滑らかに変速してくれましたし、何より足付きが良かったのにはビックリ! 

「ウォークモード」はスイッチひとつで前後進できるのでとても楽だし、跨ったままできるので安心感もありました。あと、タンデムはとても乗りやすく快適です。

シートの厚みと幅がしっかりあって滑りにくいので、肘置きやサイドに捕まらなくても、お尻でバランスを取って乗れるし、バイクというより別の乗り物に乗っている気分で楽しかったです。

ホンダ「ゴールドウイング」シリーズ メカニズム解説

画像: しなやかさと剛性感を兼ね備え、マスの集中化も追求したアルミダイキャスト製フレームは一から新設計されたもの。運動性能と乗り心地を同時に向上させ、さらに荒れた路面も苦にしない高い安定感も備えている。

しなやかさと剛性感を兼ね備え、マスの集中化も追求したアルミダイキャスト製フレームは一から新設計されたもの。運動性能と乗り心地を同時に向上させ、さらに荒れた路面も苦にしない高い安定感も備えている。

画像: フロントサスは独自の二輪車用ダブルウイッシュボーンを採用。ショックを吸収するクッション機能と転舵機能を分離することで、軽快なハンドリングと加減速や路面ギャップによるショックの少ない上質な乗り心地を実現した。

フロントサスは独自の二輪車用ダブルウイッシュボーンを採用。ショックを吸収するクッション機能と転舵機能を分離することで、軽快なハンドリングと加減速や路面ギャップによるショックの少ない上質な乗り心地を実現した。

画像: 右側にドライブシャフトを内蔵した片持ち式プロアームは、新しいピボット軸構造を採用。サス締結部のピロボール化でプロアームのねじれをキャンセルするなどの工夫で乗り心地を向上。

右側にドライブシャフトを内蔵した片持ち式プロアームは、新しいピボット軸構造を採用。サス締結部のピロボール化でプロアームのねじれをキャンセルするなどの工夫で乗り心地を向上。

画像: 水平対向6気筒レイアウトはそのまま、ユニカム採用など全てを新設計されたエンジン。余裕あるパワー特性によるゆったりとした走りと、低速域からのダイナミックな加速を両立。

水平対向6気筒レイアウトはそのまま、ユニカム採用など全てを新設計されたエンジン。余裕あるパワー特性によるゆったりとした走りと、低速域からのダイナミックな加速を両立。

画像: フロントブレーキは対向6ピストンキャリパーをラジアルマウントで装着。Φ320mmローターに組み合わせて強力なストッピングパワーを確保する。

フロントブレーキは対向6ピストンキャリパーをラジアルマウントで装着。Φ320mmローターに組み合わせて強力なストッピングパワーを確保する。

画像: リアブレーキはΦ316mmローターに3ピストンキャリパーという組み合わせ。リアタイヤは200/55と従来よりもかなりワイド化された。

リアブレーキはΦ316mmローターに3ピストンキャリパーという組み合わせ。リアタイヤは200/55と従来よりもかなりワイド化された。

画像: 速度計と回転計は落ち着いたデザインで視認性も追求したアナログ式。中央には多彩な機能を備えるフルカラー7インチTFT液晶を配置する。Apple製品との接続を行なえる「Apple CarPlay」を二輪車で初めて採用。

速度計と回転計は落ち着いたデザインで視認性も追求したアナログ式。中央には多彩な機能を備えるフルカラー7インチTFT液晶を配置する。Apple製品との接続を行なえる「Apple CarPlay」を二輪車で初めて採用。

画像: 2020年5月、Android端末との接続が行なえる「Android Auto」の適用も開始。日本では6月15日からソフトウエアの更新方法を公式サイトで公開する予定。

2020年5月、Android端末との接続が行なえる「Android Auto」の適用も開始。日本では6月15日からソフトウエアの更新方法を公式サイトで公開する予定。

画像: 先代モデルでは左右に分かれていたスイッチ類は、手の届きやすいセンターコンソール部に集中配置。練りこまれたデザインで操作性も良好。

先代モデルでは左右に分かれていたスイッチ類は、手の届きやすいセンターコンソール部に集中配置。練りこまれたデザインで操作性も良好。

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