フォトグラファー若林浩志氏の愛車はホンダ・スーパーカブ90。ツーリングやカスタムなどカブと送るバイクライフをお届けします。今回は2018年8月に行なった「星空キャンプツーリング」のお話です。
※今回は若林浩志さんのブログ記事を加筆修正して掲載しています。

星を観たい。

前回、和歌山に行ったことでヤングカブライダー(以下:Y氏)と二人してキャンプ熱が高まりまして「次は近場で星空を見よう! ならば阿智村だ!」などと意気込んでいたのですが、天候になかなか恵まれず順延しまくり。

というわけで、リスケに継ぐリスケを経て8月末に行ってきました!

しかしながら阿智村の銀河キャンプ場は予約がとれなかったので、もうすこし北にあがった長野県飯田市の大平高原流星キャンプ場を予約。

当初予定していた阿智村よりは遠くなったものの、和歌山にくらべれば近所みたいなものなので、今回もカブ90を駆るY氏とともに、割と気楽に出発ー。

今回の新アイテム

なんといっても今回一番の大物は、発売されたばかりのIGAYA「キャンプツーリングシートバッグ」

前回まではTANAXのフィールドシートバッグを使っていたんですが、横を伸ばして全開に拡張しないと荷物が入りきらなかったんですよね。

さすがに余裕がなさすぎて怖いし、意外とフックとかが少なくて荷物を吊り下げるのも無理やり感があってどうしたものかなー、と。そんな折に、新しく登場したシートバッグを見つけまして。

ブランド名はIGAYAとありますが、PLOT製品のようです。

でかい。

www.plotonline.com

超でかい。

www.plotonline.com

容量42~50Lの「ロングツーリングシートバッグ」と、容量50~64Lの「キャンプツーリングシートバッグ」とで悩みましたが、価格差がほとんどないので、最強のでかさを誇るキャンプツーリングシートバッグをポチり。

ちなみに、これまで使っていたTANAXのフィールドシートバッグが、通常時39L、最大拡張で59Lなので、あらゆる面で収納力アップが期待されるわけです。

画像: 今回の新アイテム

拡張したTANAXと拡張していないIGAYAで同じくらい!

珍しく衝動買いが成功した気がしますよ!

案の定余裕で収納できました! もちろん拡張なしで! しかもあちこちにDリングがついてるし、天面にはMOLLE規格っぽいウェビングもついてるので、余裕をもって色々と吊り下げられそう!

あ、MOLLE規格とかウェビングっていうのは、軍用のバッグとかについてる連結拡張用のベルトみたいな規格です。

画像: というわけで吊り下げました。黒のカラビナ2個は、小さいポーチを吊り下げようかなと。

というわけで吊り下げました。黒のカラビナ2個は、小さいポーチを吊り下げようかなと。

そのほかにも寝袋がでかすぎたので、ブックオフスーパーバザールにてコンプレッションバッグ付きマミータイプを中古で購入(伏線)。

画像: 今回のキャンプ用品

今回のキャンプ用品

画像: 着替えの余裕もばっちり

着替えの余裕もばっちり

IGAYA 公式サイト

Amazonでも販売されています。

愛知県から長野県飯田市「大平高原流星キャンプ場」へのルート

前回の和歌山行が相当に大変だったので、今回はシンプルにR153からR418、R152と素直なルート。と、いうか前に行った下栗の里の近くなのね。下栗もまた行ってみたい絶景ポイントです。

道中、飯田市遠山郷の「肉のスズキヤ」というところで、熊やらイノシシやらのジビエを売ってるらしいので立ち寄ることに。そして現地についてテントを張ったら、山を越えてハイランドしらびそでひとっ風呂浴びるという予定。

さて、出発

前日まで台風がきていたので、天気予報は微妙だったものの、「台風一過で気候も良く、星空も素敵になるであろう!」という思い込みで強行。

狙い通りに素晴らしい快晴っぷり! と、いうか晴れ過ぎてやたらと暑い…。

ルート的には割と快走路なんですが、とにかく暑いしか記憶がないっすわ。あ、道の駅で軽くにわか雨にあったときは涼しくて快適でした。

三河地方でバイクの集まる道の駅といえば、愛知県豊田市武節町にある「どんぐりの里いなぶ」。ここで小休止。カブは我らしかいなかった。

長野県飯田市遠山郷「かぐらの湯」の斜め向かいにあるヨシムラヤストアーにて買い出し。

問題発生。

画像1: 問題発生。
画像: サイトは、なかなかの広さ。BBQ台があったので、薪を購入しました。土はやや硬めだけど鍛造ペグの敵ではないのだ。

サイトは、なかなかの広さ。BBQ台があったので、薪を購入しました。土はやや硬めだけど鍛造ペグの敵ではないのだ。

IGAYA「キャンプツーリングシートバッグ」に、マンフロットのメッセンジャーをオン。さらに財布&携帯入れの腰袋と蚊やり、コップ、水なんかもぶらさげてみた。すごくいいよこれ。

ジビエな肉屋で鹿肉と羊肉を購入。お酒などの買い出しも無事おわってキャンプ場着。無事に設営完了ー。あ、そうそう。大平高原流星キャンプ場はドコモは圏外でした。無念。auは割といけるっぽい。

さて。予定では、キャンプ場でテント設営後、11km先にあるハイランドしらびそでお風呂のつもりだったんですが、なんと途中の道が通行止め。台風の影響かー。

仕方ないので20km戻ってかぐらの湯を満喫。なにやら夏祭り的なものの会場になってるらしく、えらく混んでました。花火の準備もしてたけど、打ち上げを待っていたら遅くなるので泣く泣くキャンプ場に帰宅。

なぜか迷い込んできたコクワガタと一緒に肉肉肉。Y氏はボーイスカウトなどたしなんでいたらしく、あっという間に薪に火をつけてました。すげえ。

獣臭さがあるかなと思ってイノシシ肉やクマ肉を避けたんですが、鹿もぼちぼち獣ですね。というか、生きてる鹿もそのあたりにいるらしく、いろんな音がしてました。深夜には鳴き声も。羊は普通にうまかった。オススメ。

メスティンでパスタを作ったけど、ちょっと調味料不足。あと麺がひっついたので、要対策。次回の課題ですな。

次回はフライパンを大きくしたいなあ。メスティンをラージにするのもありか。

画像: 天の川はよくわからなかったけど、星はきれいでした。

天の川はよくわからなかったけど、星はきれいでした。

画像2: 問題発生。

帰路は暑い。

キャンプ場にいるときは涼しくて超快適だったんですが、ある程度走るともう暑いばっかりでたまりませんね。帰りは行きの倍くらい時間かかったけど、ほんと暑くて暑くてよくわかんなかった。

伏線回収:帰宅したら尻が寝袋に潜んでいたダニに食われまくってました。割とつらい。

次回は海とか湖のそばでキャンプしたいなー。

写真・文:若林浩志

若林浩志/プロフィール

愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。

公式サイト

公式ブログ「want to keep it secret wife.」

「スーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vo.1」は、雪中キャンプツーリングのお話です。

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