昨年の12月に発売されたTHETAの2代目エントリーモデルTHETA SC2に、ビジネスモデル「THETA SC2 for Business」が登場する。通常版との違いは、室内撮影に適したHDR撮影の設定で撮影ができるプリセット「Room」の搭載と、フロントレンズとリアレンズ(シャッターボタン側)のレンズで時間差をつけて撮影者が写り込まないように撮影するセルフタイマー機能。どちらもビジネス用途を意識した機能だ。オープン価格で、市場想定実販価格は3万円台の半ば。カラーはグレーのみ。3月中旬発売予定。
(※姉妹サイト Webカメラマンより)

特徴

◎高画質・高品質な 360°の全天球静止画/動画撮影が可能
明るい開放F値 2.0の大口径小型二眼屈曲光学系と最新のイメージセンサーにより、出力画素で約1400万画素に相当する高精細な360°全天球イメージが得られる。

◎ビジネスシーンで活躍する機能の搭載
屋内と屋外の輝度差が大きい室内撮影に適したHDR 撮影の設定で撮影ができるプリセット「Room」を搭載し、電源オン時に毎回プリセットの「Room」で起動する。また、フロントレンズとリアレンズ(シャッターボタン側)のレンズで時間差(Time Shift)をつけて撮影するセルフタイマー機能が使える。撮影者は三脚などにTHETA を固定し、撮影していない方のレンズ側に移動することで、画像に映り込むのを防ぐことができる。

◎わかりやすい本体ユーザーインターフェース
本体下部に設定モードを示すアイコンや、スマートフォンとの接続状態、バッテリー残量などの情報を表示する状態表示OLEDを搭載。セルフタイマーボタンを搭載し、カメラ単体での撮影時に便利。

◎Bluetooth&無線LAN による接続と高速データ転送
Bluetoothで接続した状態でスマートフォンからの撮影が可能。無線 LAN接続では、スマートフォンでのライブビュー表示や画像転送など全ての機能が利用可能。

リコー THETA SC2 for Business

・撮影距離:約10cm~∞(レンズ先端より)
・撮影モード:
  静止画=オート、シャッター優先、ISO優先、マニュアル
  動画=オート
・撮影機能:
  静止画=ノイズ低減、DR補正、HDR合成、インターバル撮影、マルチブラケット撮影、セルフタイマー(2秒、5秒、10秒)、マイセッティング
  プリセット=Room
  動画=セルフタイマー(2秒、5秒、10秒)、マイセッティング
・露出補正:静止画・動画=-2.0~+2.0EV 1/3EVステップ
・ISO 感度(標準出力感度):
  静止画=オート(ISO64~1600、上限設定可能)、ISO 優先・マニュアル(ISO64~3200)
  動画=オート(ISO64~6400、上限設定可能)
・シャッタースピード:
  静止画=(オート)1/25000秒~1/8 秒(シャッター優先AE モード)1/25000秒~1/8秒(マニュアルモード)1/25000秒~60秒
  動画=(オート)1/25000秒~1/30 秒
・記録媒体:内蔵メモリー約14GB
・記録可能枚数、時間:
  静止画=JPEG 約3000枚
  動画(1 回の記録時間)=最大3分
  動画(合計記録時間)=(4K)約32分、(2K)約115分
・情報表示パネル:0.5型有機EL(OLED)パネル60×32ドット、明るさ自動調整
・電源:リチウムイオンバッテリー(内蔵)
・電池寿命:静止画=約260枚、動画=約60分
・画像ファイル形式:
  静止画=JPEG
  動画=MP4(映像:MPEG-4 AVC/H.264、音声:AAC-LC(モノラル)
・外部インターフェース:MicroUSB、USB2.0
・外形・寸法:45.2mm(幅)×130.6mm(高さ)×22.9mm(17.9mm)(奥行き)
・質量:約104g
・レンズ構成、F値:6群7枚、F2.0
・撮像素子:1/2.3型(×2)
・有効画素数:約1200万画素(×2)
・出力画素:約1400万画素
・静止画解像度:5376×2688ピクセル
・動画解像度/フレームレート/ビットレート:
  4K=3840×1920/29.97fps/54Mbps(High),32Mbps(Low)
  2K=1920×960/29.97fps/16Mbps(High), 8Mbps(Low)

付属品:USB ケーブル、専用ケース

価格:オープン

発売日:2020年3月中旬

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