1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」

スズキGSF1200 1995 年1月

画像: ●油冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1156cc●97PS/8500rpm●9.8kg-m/4000rpm●208kg●120/70ZR17・180/55ZR17●79万8000円

●油冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1156cc●97PS/8500rpm●9.8kg-m/4000rpm●208kg●120/70ZR17・180/55ZR17●79万8000円

バンディットシリーズの最大モデルという位置づけのビッグネイキッドスポーツであるGSF1200。油冷時代のGSX-R1100から受け継がれた油冷直4エンジンを、1200ccまでスケールアップ。コンパクトで軽量な車体との組み合わせで、スーパースポーツに匹敵する、極めてスポーティな走りを楽しめる。ç

ホンダダックス1995 年2 月

画像: ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●49cc●2.6PS/7000rpm●0.29kg-m/4500rpm●75kg●3.50-10・3.50-10●19万8000円

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●49cc●2.6PS/7000rpm●0.29kg-m/4500rpm●75kg●3.50-10・3.50-10●19万8000円

初代のデビューが69年というダックスが、この年、久々に国内モデルとして復活。独特の個性的なスタイルはまさに往年のモデルの復刻版だが、MFバッテリー、12VのCDIマグネット点火など、各部が最新の装備にアップデートされている。しかし、大きな特徴である折りたたみ式ハンドルはそのままだ。

スズキ RG125Γ 1994 年 6月

画像: ●水冷2ストクランクケースリードバルブ単気筒●124cc●22PS/10000rpm●1.7kg-m/9000rpm●123kg●100/80-17・120/80-17●44万5000円

●水冷2ストクランクケースリードバルブ単気筒●124cc●22PS/10000rpm●1.7kg-m/9000rpm●123kg●100/80-17・120/80-17●44万5000円

TS125Rのエンジンをベースに、楕円ボアスリングショットキャブやAETCⅡを装備、パンチある特性とする一方でセルを装備、扱いやすさを高めている。

ホンダ CB1000スーパーフォア/T2 1994 年7月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998cc●93PS/8500rpm●8.6kg-m/6000rpm●237kg●120/70R18・170/60R18●92万円/94万円

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998cc●93PS/8500rpm●8.6kg-m/6000rpm●237kg●120/70R18・170/60R18●92万円/94万円

リアスプロケットを42→43Tとして最終減速比をややショート化、さらにエンジンのPGMイグニッションを新型とすることで、よりスムーズ&パワフルな走りを実現。リアショックは伸/圧の減衰力を各4段階の調整機構付きにグレードアップされた。同時にビキニカウルを標準装備したT2がタイプ追加されている。

ヤマハ XV250Sビラーゴ 1994 年7月

画像: ●空冷4ストOHC2バルブV型2気筒●249cc●23PS/8000rpm●2.2kg-m/6000rpm●142kg●3.00-18・130/90-15●46万9000円

●空冷4ストOHC2バルブV型2気筒●249cc●23PS/8000rpm●2.2kg-m/6000rpm●142kg●3.00-18・130/90-15●46万9000円

カラーをメイプルレッドとし、専用タンクエンブレム、メッキ処理されたサイドカバーを採用したSをタイプ追加。価格は4万円アップ。

※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

画像: ヤマハ XV250Sビラーゴ 1994 年7月

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画像: www.autoby.jp
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