非防水シューズでも足はサラサラ!

夏以外の3シーズンに対応するライディングジャケットやパンツは防水性能を持った製品が増え、突然の雨にも慌てないで済むようになったが、防水のシューズやブーツはまだ少数派。足が濡れると不快だし、指先が冷えればペダル操作に支障をきたす。

そんなときには防水透湿機能を備えたソックスの着用が手軽で効果的だ。

画像: レインスーツと一緒に持っていれば安心。防水透湿性能と履き心地の良さでアウトドアスポーツ全般に使えるし、洗濯も簡単だ。

レインスーツと一緒に持っていれば安心。防水透湿性能と履き心地の良さでアウトドアスポーツ全般に使えるし、洗濯も簡単だ。

デイトナのヘンリービギンズから発売されている防水ツーリングソックスは三層構造を採用し、高い防水性と快適な履き心地を両立していることが特徴。

生地外側には吸湿性と速乾性を持つナイロン、内側には湿気を吸収して水を弾くメリノウールを使用。ウールは天然素材特有の免疫作用を持ち、抗菌・防臭効果も発揮する。さらに中間層にはアウトドアシーンでも注目されている『ポレールフィルム』を挟み、耐水圧8000㎜以上、透湿度1万グラム/㎡の防水透湿性能を実現している。

画像: シャワーで直接水を掛けると外側のナイロン生地が水を含んで全体に冷たくなるが、生地の内側まではしみこまない。

シャワーで直接水を掛けると外側のナイロン生地が水を含んで全体に冷たくなるが、生地の内側まではしみこまない。

画像: 裏返せばこのように完全なドライ状態で、サラリとした感触のまま。ソックスの上部はリブ構造でフィット性も良好。

裏返せばこのように完全なドライ状態で、サラリとした感触のまま。ソックスの上部はリブ構造でフィット性も良好。

ほかにも防水透湿フィルムをインサートしたソックスは存在するが、デイトナの防水ソックスが優れているのは自然なフィット感。気になる生地の厚みやフィルムの硬さに起因するゴワ付きがなく、硬いブーツはもちろん、ナイロン製のライディングシューズやカジュアルスニーカーの中に履いても違和感がない。

実際にタレントの梅本まどかちゃんが静岡県のデイトナ本社から三重県鈴鹿市まで雨の高速道路を3時間近く走ってテストしたが、外側のナイロン部分はジットリと水を含んだものの、中は濡れず、蒸れもなく、指先の冷えも気にならなかったとのこと。

少しでも天気が心配な日には最初から履いていけば間違いなし。家庭で普通に洗濯できるので、僕もツーリングバッグの中に一足常備することにしました。

画像: 8月下旬の蒸し暑い日に雨の高速道路で実走テスト。約3時間走っても内側は濡れず、蒸れの状態も綿ソックスと大差ない。

8月下旬の蒸し暑い日に雨の高速道路で実走テスト。約3時間走っても内側は濡れず、蒸れの状態も綿ソックスと大差ない。

デイトナ ヘンリービギンズ「防水ツーリングソックス」
価格:3600円(税抜)
[サイズ] M(24〜26㎝)、L(26〜28㎝)
[カラー] ブラック

テスター太田安治の欲張りリクエスト

外から見えるものではないので、機能的に優れていれば不満なし。このソックスは基本的に季節を問わずに履けるが、寒い時期用に厚手で保温性の高い仕様や、膝下までカバーする丈の長い仕様もあると嬉しい。

レポート:太田安治/モデル:梅本まどか/写真:南 孝幸

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