防水・防曇性能の高さが突出している

梅雨時は当然として、最近の夏は台風襲来に加えてゲリラ豪雨もあるし、9月以降は秋の長雨と言われる雨の日が多い。

気象庁が発表しているデータでも、東京の月平均降水量が100㎜以下なのは11月から2月までで、最も多いのは8〜10月となっている。

画像: 価格:1万800円 [対応ヘルメット] RX-7X、アストラル-X [カラー] クリアー、セミスモーク

価格:1万800円
[対応ヘルメット] RX-7X、アストラル-X [カラー] クリアー、セミスモーク

ウエア類は防水透湿素材を使った製品を選べば快適だが、それよりも僕が気を使っているのはヘルメットのシールド。

普段から表側に撥水、裏側に曇り止めのケミカル剤を塗布しているが、本格的な雨の中を走り続けるとケミカル類の効果が落ちて曇りが発生し、さらにシールド内側に雨水が伝い落ちてきて視界を妨げる。

画像: 防水・防曇性能の高さが突出している

僕が雨が確実な日に使っているのはアライのダブルレンズシールドだ。

70〜80年代のロードレースでは、シールド内側が濡れないようにシールドと帽体の接触部分をビニールテープで目張りしたり、シールド内側の縁に薄いスポンジを貼って水の浸入を防ぐライダーも多かった。

画像: ダブルレンズシールド

ダブルレンズシールド

そこでアライが考えたのが、シールド上端にウェザーストリップ(ゴム製のシール)を付けて水の浸入をシャットアウトし、さらにシールドを2層構造にすることで内側と外側の温度差を減らして曇りを防ぐというシステム。

2層構造で曇りを防ぐ方法としては『ピンロックシート』と同じだが、後付けのピンロックシートはシールドとの密着が甘いと隙間から水が入って曇ることがある。

画像: ノーマル

ノーマル

ダブルレンズシールドは密閉性が圧倒的に高く、僕の10年以上の使用経験では浸水や曇りに悩まされたことはない。

レーシングライダーには常識だし、バイク便ライダーに愛用者が多いのも当然だ。

決して安くはないが、雨の日の快適性、安全性を考えれば納得の価格だと思う。

Photo:赤松 孝、南 孝幸 Model:梅本まどか

公式サイト

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