実用性重視のドイツメーカー製らしい商品
シートバッグの利点はタンクバッグよりも大容量化しやすく、荷物が重くなってもハンドリングへの影響が少ないこと。
しかし大容量のシートバッグを載せると車体全体の重心が高くなり、乗り降りの際に脚に当たるという不具合もある。
![画像: 価格:2万4840円 [カラー] ブラック [サイズ] 30×70×30㎝ [容量] 50L](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/08/01/6e7bc4ebc32a470162742fb446a9d6c55f313f00_xlarge.jpg)
価格:2万4840円
[カラー] ブラック [サイズ] 30×70×30㎝ [容量] 50L
この問題を一挙に片付けてくれるのがドイツの用品メーカー、SWモーテック社が製造しているアイオンのLサイズシートバッグだ。
何よりの特徴はバッグの形状。
シートバッグとサイドバッグを一体化させたデザインで、50Lという大容量ながら高さが30㎝に抑えられている。
![画像1: 実用性重視のドイツメーカー製らしい商品](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/08/01/1b64d66ca8cf37942831b4b4160d485b73902928_xlarge.jpg)
これが低重心化に貢献し、サイド部分がシートに覆い被さる形になるのでバッグの座りもいい。
70㎝という横幅で長尺物を入れやすいこともメリットだ。
シートへの固定は付属のストラップ4本を使うオーソドックスなもの。
![画像2: 実用性重視のドイツメーカー製らしい商品](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/08/01/28d1645d1832a46302d9eafe79be609ae62220ac_xlarge.jpg)
ストラップの長さには余裕があり、ナンバープレート取り付けボルトを利用するストラップも付属。
さらにバッグ底面が滑り止め加工されているので車種を問わずにしっかり固定できる。
バッグの素材は擦れと紫外線に強い600Dナイロンとソフトビニールで、内部を耐水コーティング。
![画像3: 実用性重視のドイツメーカー製らしい商品](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/08/01/ef787643ea923b490a19c1151b437f58b57328f4_xlarge.jpg)
バッグと同形状の防水インナーバッグも付属しているので、ヘビーレインでも安心。
トップ部分が大きく開くのでメインコンパートメントにアクセスしやすいし、側面のポケットもレインウエアなどを素早く取り出したいときに便利。
CB250Rに付けてみたが、固定位置を調整するとバッグが腰を支える形になるため長時間走行の疲労も減るはず。
質実剛健なデザインと機能はさすがドイツブランド。
ハードな長距離ツーリング派にお勧めする。
Photo:赤松 孝、南 孝幸 Model:梅本まどか