古ーーーいバックナンバー、ドドンと公開スペシャル【第二弾!】~広告編~
大晦日ですね。今年も一年ありがとうございました。
時を振り返りたくなるこの時期に始めた企画、第二弾をお届けします!
今回は90年以上昔の月刊オートバイ昭和2年9月号にはどんな広告が載っていたのかを公開します。
このバックナンバーは横浜の神奈川県立歴史博物館で発見されました。オートバイ女子部の梅本まどかさんとともに調査を行った模様は前回記事をご覧ください。
では広告、いってみましょー!

まずは1ページ目、前回も紹介した「インデアン」です。

次のページは「ネラカー」。アメリカで生まれた古いメーカーです。その後、イギリスでも生産されたそう。パッと見、リカンベントバイクのような雰囲気です。

続いて再びインデアン! 当時は同じメーカーでも輸入元がたくさんあったようです。
ここに来て左書きが登場です。やっぱり読みやすい(笑)
調べてみると明治以降、欧米文化の流入により、左書きが普及してきたようです。戦後に左書きの統一化が急速に進められますが、昭和初期は右書き・左書きが混在する過渡期だったみたいですね。

山田輪盛館。昭和43年(1968)まで存在した輸入販売店。この後、ホスクという国産車を生み出します。「ヤマリン」ってなんだか可愛いですね!

ノートンが出てきました! 2色刷りを使いこなしたオシャレなデザインです。この時代TTレースで勝ちまくっていたんですねぇ!

右ページは革ジャンやグローブの広告。革製品のファッションはいまでも全然通用しそう!

来ました! イタリアンメーカーMoto Guzzi!

マツダ自動車!? と思ったら電球の方で、調べてみるとアメリカで創設された白熱電球のブランドらしく、自動車メーカーのマツダとは関係ないみたい。

三度のインデアン!

左ページはリアカーですね。これ、いま出しても便利そう。ロングツーリングでは車中泊ならぬ車上泊ができそうです!
ここからは当時のハーレーダビッドソンの新型ご案内





まだシングルエンジンだったのかぁ、と思ったら最後のページにVツインらしきものが載っていますね。象徴的なバー&シールドのロゴもすでに存在しています。