まだまだあるバイク史に残る魅惑のヨンヒャク名車たち

カワサキがZ400FXを出し、400㏄マルチ人気に。その後、ヤマハがXJ400、スズキがGSX400Fを投入して、一層、400㏄=4気筒のイメージが強くなった。

XJ400は今見ても派手さはないが、ヤマハらしい流麗で上品なデザインで、実は400㏄クラスのベストセラー。

スズキは後発のCBX400Fの圧倒的な人気のせいでメインにはなれなかったが、その後のGSXRで主導権を握る。

画像: 1983年12月CBX400F ●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●58PS/12300rpm●3.6kg-m/11000rpm●176kg●100/90-16・110/90-18●53万9000円

1983年12月CBX400F
●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●58PS/12300rpm●3.6kg-m/11000rpm●176kg●100/90-16・110/90-18●53万9000円

1982年に4メーカーから400㏄4気筒モデルが出揃い、83年には水冷エンジンを搭載したニューモデルも登場したが、ホンダは空冷を選択。フレームワークや燃料タンク&シートは当時隆盛を極めたF3レースを意識したのが、レプリカスタイルのCBR400Fだ。

画像: 1982年7月KAWASAKI Z400GP ●空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒●399cc●51PS/11500rpm●3.5kg-m/9500rpm●178kg●100/90-18・110/90-18●51万5000円

1982年7月KAWASAKI Z400GP
●空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒●399cc●51PS/11500rpm●3.5kg-m/9500rpm●178kg●100/90-18・110/90-18●51万5000円

ライムグリーンのカラーとシングル風の段付きシート、ゴールド仕上げの足まわりが特徴。オプションのビキニカウルでローレプルックにカスタムが可能だ。

画像: 1985年10月KAWASAKI FX400R ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●59PS/12000rpm●3.6kg-m/10500rpm●170kg●100/90-16・130/90-16●55万9000円

1985年10月KAWASAKI FX400R
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●59PS/12000rpm●3.6kg-m/10500rpm●170kg●100/90-16・130/90-16●55万9000円

GPZ400Rをベースに、Z400FXのイメージを持って造られたモデル。スチールフレームや4in1マフラーやヘッドライトまわりをGPZ400Rから大きく変更。

画像: 1977年6月YAMAHA GX400 ●空冷4ストOHC2バルブ並列4気筒●391cc●37PS/8800rpm●3.2kg-m/8000rpm●175kg●3.25-18・3.50-18●32万円

1977年6月YAMAHA GX400
●空冷4ストOHC2バルブ並列4気筒●391cc●37PS/8800rpm●3.2kg-m/8000rpm●175kg●3.25-18・3.50-18●32万円

兄弟車のGX250と共通の小柄な車体に並列2気筒400エンジンを搭載。2ストモデルのRDシリーズのデザインを踏襲し、走りもヤマハらしい軽快なものだった。

画像: 1981年4月SUZUKI GSX400F ●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●45PS/10000rpm●3.5kg-m/8500rpm●175kg●3.25-19・3.75-18●43万円

1981年4月SUZUKI GSX400F
●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●398cc●45PS/10000rpm●3.5kg-m/8500rpm●175kg●3.25-19・3.75-18●43万円

スズキ初の400㏄マルチモデルがGSX400F。独自のTSCCヘッド、トリプルディスク、ANDF、ギアポジションインジケーターなどを装備する。

画像: 1980年1月SUZUKI GSX400E ●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●44PS/9500rpm●3.7kg-m/8000rpm●171kg●3.00-18・3.50-18●34万5000円

1980年1月SUZUKI GSX400E
●空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●44PS/9500rpm●3.7kg-m/8000rpm●171kg●3.00-18・3.50-18●34万5000円

ポップ吉村も絶賛したという4バルブヘッドのGSX400E。4気筒モデルを上回るトルクとツインならではのスリムさで、鈴鹿4耐などでは性能の高さを実証した。

画像: 1982年8月YAMAHA XZ400D ●水冷4ストDOHC2バルブV型2気筒●398cc●45PS/10000rpm●3.4kg-m/9000rpm●200kg●90/90-18・110/90-18●57万円

1982年8月YAMAHA XZ400D
●水冷4ストDOHC2バルブV型2気筒●398cc●45PS/10000rpm●3.4kg-m/9000rpm●200kg●90/90-18・110/90-18●57万円

XZ400をベースに、2トーンカラーとラジエターからの温風を取り入れられるヒーター付きフルカウルを装備。当時ハイメカだった水冷Vツインを搭載している。

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