ボッシュの「横滑りを軽減する研究プロジェクト」として公開
コーナリング中にリアタイヤが流れてしまったり、フロントタイヤが切れ込んでしまったり、そんなどうにもならない制御不能状態を回復する技術が開発されているんです! そんな夢のようなプロジェクトを進めているのは、安全性向上のための電子制御や、ABSなどでお馴染みのボッシュ。今回はドイツ・レニンゲンにあるボッシュのテストコースで行なわれた、そんな開発途中のモデルによるデモランが行なわれたので、その模様をお届けします。
このシステムはセンサーが車輪の横滑りを検知し、それが一定の値を超えるとエアバッグに使用されるタイプのガスが放出され、バイクの軌道維持をするというもの。転倒直前の絶体絶命状態を回復する物なので、現状で使用できるのは1回だけとのことです。機能面はもちろん、サイズや重量など課題は多いようですし、まだまだ開発途中のシステムだそうですが、実用化が待ち遠しいプロジェクトです!
というわけで、実際に作動している様子を御覧ください。
ボッシュでは、他にもライダーの安全性を向上させるシステムが多数開発中ですので、その辺の紹介はまた別の機会に改めて。
ボッシュ 公式サイト