1991 GPZ900R(A8)
1991年より日本国内での二輪車排気量上限撤廃を受けて、カワサキ初のオーバー750ccクラスとしてGPZ900Rの国内仕様が登場。最高出力63kW(86ps)/9,000rpm、最大トルク73N-m(7.3kg-m)/6,500rpmの他、最終減速比やキャスターなどにも変更を受けている。
1992 GPZ900R(A9)
1993 GPZ900R(A10)
日本仕様はホイールカラーのみを変更。この年から5年にわたってモデルコード進行もなく、継続生産が続けられた。海外仕様はA8から車体色の変更はなく、レッド×ブラック、ブラック×グレーの2色で販売。また、Ninja ZX-9R(ZX900-B1)の登場により、欧州の販売はA10をもって終了することになった。
1998 GPZ900R(A11)
1998年には、海外仕様はマレーシアのみとなり、日本仕様と共通のカラーリングで発売された。いずれの仕様も1993年モデルから性能諸元の変更はない。
1999 GPZ900R(A12)
1999年モデルでは、フロント6ポットキャリパー、リヤガスショックアブソーバー、ラジアルタイヤを装着。日本仕様は排出ガスや騒音の規制が厳しくなったため、このモデルで生産終了となった。
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目次
◯巻頭グラフ:歴代のGPZ900R/750Rを見る
~各年式別のカラーバリエーションや仕向け地別も網羅
◯GPZ900Rの開発
~水冷DOHC4バルブ並列4気筒とダイアモンドフレームに至る道程
◯開発者インタビュー①「新Z伝説、発進」
~Z1から10年目、さらなる伝説が始まった
◯詳細解説
1984 GPZ900R(ZX-900A1)
1991 GPZ900R(ZX-900A8)
1999 GPZ900R(ZX-900A12)
1984 GPZ750R(ZX-750G1)
◯カタログで見るGPZ900Rの変遷
~カワサキ第2世代の900ccモデルは、20年の長寿をまっとうする
◯カタログで見るGPZ750Rの変遷
~車体の設計を900と共通化した750Rは、わずか3シーズンでその生涯を終えた
◯主要諸元と仕向け地別仕様表&フレーム番号
~カワサキGPZ900R(1984~2003年)の年式ごとの
◯ZZR1100へ至る道
~GPZ900RからZZR1100まで。10年にわたる革新と熟成の歴史
◯1983~2000 カワサキフラッグシップの諸元一覧
◯GPZ900Rから ZZR1100へ
~その進化と共通性を探る
◯GPZ900R~ZZR1100までのエンジン諸元を比較する
◯開発者インタビュー②「300km/hと世界制覇」
~ニンジャのあと、それから…
◯詳細解説
1986~ GPZ1000RX(ZX1000A)
1988~ ZX10(ZX1000B)
1990~ ZZ-R1100(ZX1100C)
1993~ ZZ-R1100(ZX1100D)
2000 Ninja ZX-12R(ZX1200A)
2002 Ninja ZX-12R(ZX1200B)
2006 ZZR1400(ZX1400A6)
2012 Ninja ZX-14R(ZX1400E)
2011 Ninja 1000(ZX1000G)
2015 Ninja H2(ZX1000N)
2015 Ninja H2R(ZX1000P)