1987 GPZ900R(A4)
ファイアクラッカーレッド×ギャラクシーシルバー(欧州仕様)のほか、ルミナスポラリスブルー×ギャラクシーシルバー(欧州仕様)をラインアップ。
1988 GPZ900R(A5)
写真は西ドイツ仕様で、サイドカバーマークに小さく西ドイツ国旗があしらわれている。1988年モデルは、このカラーの他、1987年モデルと同じ配色のブルー×シルバー、レッド×シルバーも販売。
1989 GPZ900R(A6)
この年は写真のブラック×グレーの他、ルミナスポラリスブルー×ギャラクシーシルバーが存在。
1990 GPZ900R(A7)
1990年モデルでは、GPZ900Rとして初のモデルチェンジを実施。まずフロントフォークのインナーチューブをφ38 からφ41 に大径化し、AVDSを廃止。ホイールサイズを前輪17インチに改め、デザインも3本スポークに変更。フロントのキャリパーは対向4ピストン、リアは片押し2ピストンとして大幅に近代化された。タイヤサイズは前輪120/70-17、後輪は150/70-18のVレンジだがドイツと南ア仕様ではZRレンジを装着した。銘柄はVがダンロップのK275FとK275、ZRがミシュランのA59XとM59Xを前後にそれぞれ採用する。ハンドル、メーター、バックミラーも新型にデザインを変更、当然というべきか乾燥重量は228kgから234kgに増加し、各種規制への対応で最高出力は108psに減少した。なお、この仕様変更の際にカウリングを含めた外観のデザイン変更も検討されたが、Ninja独特のイメージが変わってしまう事から結局見送られている。
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モーターマガジン社 (2018-02-26)
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目次
◯巻頭グラフ:歴代のGPZ900R/750Rを見る
~各年式別のカラーバリエーションや仕向け地別も網羅
◯GPZ900Rの開発
~水冷DOHC4バルブ並列4気筒とダイアモンドフレームに至る道程
◯開発者インタビュー①「新Z伝説、発進」
~Z1から10年目、さらなる伝説が始まった
◯詳細解説
1984 GPZ900R(ZX-900A1)
1991 GPZ900R(ZX-900A8)
1999 GPZ900R(ZX-900A12)
1984 GPZ750R(ZX-750G1)
◯カタログで見るGPZ900Rの変遷
~カワサキ第2世代の900ccモデルは、20年の長寿をまっとうする
◯カタログで見るGPZ750Rの変遷
~車体の設計を900と共通化した750Rは、わずか3シーズンでその生涯を終えた
◯主要諸元と仕向け地別仕様表&フレーム番号
~カワサキGPZ900R(1984~2003年)の年式ごとの
◯ZZR1100へ至る道
~GPZ900RからZZR1100まで。10年にわたる革新と熟成の歴史
◯1983~2000 カワサキフラッグシップの諸元一覧
◯GPZ900Rから ZZR1100へ
~その進化と共通性を探る
◯GPZ900R~ZZR1100までのエンジン諸元を比較する
◯開発者インタビュー②「300km/hと世界制覇」
~ニンジャのあと、それから…
◯詳細解説
1986~ GPZ1000RX(ZX1000A)
1988~ ZX10(ZX1000B)
1990~ ZZ-R1100(ZX1100C)
1993~ ZZ-R1100(ZX1100D)
2000 Ninja ZX-12R(ZX1200A)
2002 Ninja ZX-12R(ZX1200B)
2006 ZZR1400(ZX1400A6)
2012 Ninja ZX-14R(ZX1400E)
2011 Ninja 1000(ZX1000G)
2015 Ninja H2(ZX1000N)
2015 Ninja H2R(ZX1000P)