強くも、わずかに温かくなったと感じる風が吹く日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、一時帰宅し岩手へ向かう所から写真多めで綴ります。

岩手花巻へ

岩手へ出発する日がきました。
けれど、初っ端から私のだらしない所が誤差を生みます。
そのだらしないところは、地図を前日か、当日の朝に確認する事。

あれ?! こんなに距離あったっけ?! もう家を出なくちゃじゃないか!と、あたふたするのが正直な話、日常となっています。キャンプ場に問い合わせ「今から行きます! たぶん6時間くらい後です!」とは言うものの、距離はおよそ500km...またもや行きしなのみ、高速道路を使うことに...

今回は前回の反省点をきちんと生かし、新しくできた方、東北道で北上します。お陰でガソリンの心配は無くなりました。けれど、時間の心配は無くなりません。なぜなら今まで自分の設定した時間内に到着した試しがないからです。どれだけ逆算し、休憩時間を大目に見ても、絶対的に1~2時間は遅れて到着するのです。
自分でも理解できません。

ということで、キャンプ場のチェックイン予定時間に再度電話し「すびばせん....時間内に到着出来ません。大変申し訳ないのですがキャンセルで...」と伝えたところ、「明日朝までいる? 朝に書類記入して貰えれば、何時でもいいよ!」と言って頂けたので、ご厚意に甘え、そのまま進む事に。夜の田舎道、真っ暗で街灯すら怪しい道を行き、花巻市営キャンプ場へ。
到着したのは結局20時を超えていました。夜にキャンプ場でエンジン音を出すのは失礼なので、エンジンを切り、押して敷地内に入りました。

ここまで本当に長かった...
森に囲まれたこの場所は獣が出る可能性がある。との事でしたが、
星空が見たくて、一番空が見やすい端のスペースを選びました。

画像: なぜそこを選んだし....

なぜそこを選んだし....

そしてテントを組み立て、椅子を置き、疲れた身体を背に預け、空を見上げてみます。

....曇ってた。

これじゃあ、星どころか月も見えないじゃないか!!! じゃあもうご飯を食べるしかない!と、準備するものの、ガスはあったが鍋を忘れていました。どうりで荷物が少ないと思ったんだよなぁ…
しかし、ご飯といえばカップラーメンしか買っていなかったので、缶コーヒーの缶を水道で洗い、水を入れ、手に軍手を二枚重ねて缶を持ちながら、ガスでなんとか沸騰。夕食を食べる事ができました。サバイバルさながらだ。

画像: 花巻市営キャンプ場。テント建てる場所がきちんとあり、フラットな床でゆっくり眠る事ができました。

花巻市営キャンプ場。テント建てる場所がきちんとあり、フラットな床でゆっくり眠る事ができました。

次の日はお気に入りの場所、童話村へ行きました。
宮沢賢治の童話をモチーフにした物が沢山あり、想像をユニークに広げてくれる場所。

画像: 銀河鉄道で出てくる場所を表現されてます。花巻、宮沢賢治童話村

銀河鉄道で出てくる場所を表現されてます。花巻、宮沢賢治童話村

そうして、朝から秋田へ行くため北上。道中美しい景色ばかりで、緑が多く、空気は涼しかったです。その空気がとても甘かった。あの、ほのかに甘い空気は自然の甘さなのだと、夏の終わりの空気をバイクに乗りながら、めいいっぱい楽しみました。

画像: 岩手で楽しんだ自然の景色

岩手で楽しんだ自然の景色

秋田では友人の家へお邪魔する事になっていたので、秋田のスーパーで友人と合流しました。友人の家へ向かうと、彼女の両親が外で待っていてくれ、私のバイクが見えた瞬間から大きく両手を振ってくださり、よく来たね!! 暖かく迎えてくれました。

画像: お庭でバーベキューを頂きました! ごちそうさまです!!!

お庭でバーベキューを頂きました! ごちそうさまです!!!

秋田は次の日が豪雨だったので、友人と美術館へ。
久しぶりの美術を堪能しました。ここ秋田でも、キャンプでお世話になった岩手でも、暖かな人たちのお陰で、空が曇りでも、雨でも、楽しく過ごすことができました。

画像: 友人とカメラで遊んで描いた「あきた(秋田)」

友人とカメラで遊んで描いた「あきた(秋田)」

また絶対に来るんだ...と折り返し地点はまだなのに、強く思いました。

次回、
ついに本州最北端へ。
今まで感じたことの無い頭痛に襲われ、僅かな振動すら苦痛に...
しかし、まさかの奇跡と遭遇!!!!!

続く...

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