「シンプルイズベスト」の実用アイテム!
ナイロン製のバッグ類は手軽で使いやすいが、雨が降るとレインカバーを被せる必要があるし、付着した泥汚れを落とすのも面倒。ということで林道ツーリングやキャンプツーリング派に愛用者が多いのが防水バッグだ。
![画像: ちょっとした移動時に便利なショルダーベルトが付属。駐車場から宿までや、キャンプサイトで重宝する。 【MOTOFIZZ モトフィズ タフザック50】 [サイズ]高さ640㎜×幅510㎜×深さ240㎜ [容量]50L [カラー]ブラック ■価格:7128円(税込)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/11/28/1d0092bc17a9613b2a902a46a3cb8756b9b12842_xlarge.jpg)
ちょっとした移動時に便利なショルダーベルトが付属。駐車場から宿までや、キャンプサイトで重宝する。
【MOTOFIZZ モトフィズ タフザック50】
[サイズ]高さ640㎜×幅510㎜×深さ240㎜
[容量]50L [カラー]ブラック ■価格:7128円(税込)
通常のシートバッグのような外部ポケットや車体に装着するためのマウントシステムは装備していないが、大きな開口部でかさばる荷物も楽に出し入れできるし、ツーリングネットやストラップで車体に固定するため装着場所の自由度も高い。さらに素材そのものが防水だからレインカバー不要で、水を掛けながら洗車ブラシで擦れば泥汚れもスッキリ落とせるなど、スマートさには欠けるものの現実的なシーンでは使いやすい。
モトフィズの新型防水バッグは、既存の防水バッグに多く使われているターポリンではなく、ナイロン生地にTPU(ウレタン樹脂)をコーティングした素材を採用。ターポリンよりも15%軽く(自重630g)、1.5倍丈夫で、気温による硬さの変化も少ない。
使ってみて便利だったのが開閉式のエアーバルブ。ファスナーを閉じてからエアーバルブを開いてバッグを押し縮めれば、中の空気が抜けてコンパクトに収まる。ボタン式ではなくダイヤルを回すタイプなのでグローブを付けたままでもまごつかずに操作可能だ。
バッグを展開するとほぼ箱型で、長さ50㎝以下のマットやシュラフ、テントなどがそのまま入るし、フルフェイスヘルメットを2個入れても余裕たっぷり。同シリーズには34L容量と70L容量の製品もあるから、日帰りツーリングから長期のキャンプまで用途に応じて選べる。まさに「シンプルイズベスト」の実用アイテムだ。

マウントベルトなどは一切付属していない。これは同社のキャリングコード2-Vで括り付けた状態。同じく同社のカーゴベルトを使えばさらにガッチリ固定可能。

バッグの全幅と同寸のファスナーが付いているので、全開時の開口部は驚くほどの大きさ。長尺物も楽に出し入れできる。

ファスナーは止水タイプではない。閉じてからファスナー部を3回以上巻くことで防水性を得る仕組みだ。
ココに注目‼
バルブの開閉は回転式。バッグを押して中の空気を抜いてからバルブを閉じればバッグ自体がコンパクトになる。

テスター太田安治の欲張りリクエスト
前モデルの「タフザック」を改良した質実剛健な造りが好印象。僕の知人は中に水と氷を入れてクーラーボックス代わりにしているので、災害時にも役立ちそう。開口部のファスナーがもう少し太くて頑丈なら、アウトドアでの荒っぽい使い方でも安心できる。
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