14時間連続撮影可能な二輪車用ドラレコ

ツーリングの思い出やサーキット走行の記録に動画カメラを活用しているライダーが少なくない。一方、自動車では事故の状況を録画できるドライブレコーダーの装着比率が増えている。

一般的な動画カメラとドライブレコーダーの違いは大きく3つ。動画カメラは本体内蔵の充電式バッテリーを使用するが、ドラレコは車体側から電源を供給するので、電池切れの心配がない。また、動画カメラは録画の開始/停止をスイッチ操作によって行うが、ドラレコは基本的に車両側のメインスイッチに連動しているので操作が不要。そして決定的に異なるのが、ドラレコは衝突などの衝撃をGセンサーで検出し、前後数十秒間の動画を自動保存する機能を備えていることだ。

ならば動画カメラとドラレコの長所を合わせれば使いやすくて便利、ということで開発されたのがデイトナのDDR-S100。本体内蔵バッテリーでの駆動時間は約50分だが、付属の12v電源ケーブルで車体側から給電すればバッテリー切れの心配なし。録画のオン/オフもメインスイッチと連動させられる。

画像: デイトナ DDR-S100 [本体サイズ]長さ260㎜×高さ35㎜×幅26㎜ [重量]70g 価格:2万520円(税込) 付属のステーでミラー取り付け部に固定した状態。本体重量が70gと軽量なので振動によるブレも少ない。

デイトナ DDR-S100
[本体サイズ]長さ260㎜×高さ35㎜×幅26㎜ [重量]70g 価格:2万520円(税込)
付属のステーでミラー取り付け部に固定した状態。本体重量が70gと軽量なので振動によるブレも少ない。

録画時間は128GBのマイクロSDカード使用時で最大約14時間と、日帰りツーリングなら出発から帰宅までの行程全てをフルHD画質+モノラル音声で記録できる。Gセンサーを搭載しているので事故や転倒の状況も残しておけるし、容量がいっぱいになったら古いデータに上書きするループ録画設定も可能。もちろん本体も電源ケーブルも防水仕様だ。

実際の画像品質は充分に高く、夜間でもクッキリした映像だから大画面モニターでも楽しめる。さらに日付と時間が写し込まれるので記録映像としても活用できる。趣味性と実用性を両立したデジタルガジェットだ。

画像: キット内容はカメラ本体のほかに12v電源ケーブル、USBケーブル、マウント類など。オプションとして強度が高く、カメラの向きを細かく調整できるアルミ製マウント(2800円)も用意されている。

キット内容はカメラ本体のほかに12v電源ケーブル、USBケーブル、マウント類など。オプションとして強度が高く、カメラの向きを細かく調整できるアルミ製マウント(2800円)も用意されている。

画像: レンズ画角は120度とワイドだが、横長画面なので歪みは気にならない。画面上側にはタイムスタンプが入る。

レンズ画角は120度とワイドだが、横長画面なので歪みは気にならない。画面上側にはタイムスタンプが入る。

画像: 夜間撮影でも鮮明な映像。車の車種や色もはっきり識別できる。HDR機能も搭載しているので、コントラストの強い被写体でも白トビが起こりにくい。

夜間撮影でも鮮明な映像。車の車種や色もはっきり識別できる。HDR機能も搭載しているので、コントラストの強い被写体でも白トビが起こりにくい。

画像: ヘルメットに装着する貼り付けマウントも同梱されている。頭の向きに連動するのでライダー視線のリアルな映像が記録できる。

ヘルメットに装着する貼り付けマウントも同梱されている。頭の向きに連動するのでライダー視線のリアルな映像が記録できる。

テスター太田安治の欲張りリクエスト

車体側から給電できることと、ループ録画可能なことが便利。ドラレコとして見るとGPS機能がないので位置や速度データの記録が残らないのが惜しいところ。電池やメディアの容量を気にしないで済むアクションカメラという位置付け。

実際に取り付けて、撮影してみました!(モデル:木川田ステラ)

画像: 【オートバイ】バイク専用ドラレコ「デイトナ DDR-S100」を使ってみた! youtu.be

【オートバイ】バイク専用ドラレコ「デイトナ DDR-S100」を使ってみた!

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DDR-S100 解説動画

画像: 安全と思い出を記録するドライブレコーダー_DDR_S100_186 youtu.be

安全と思い出を記録するドライブレコーダー_DDR_S100_186

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デイトナ 公式サイト

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